1 | キャプテントゥーレ | 2:01.7 | 35.2 | 01-01-01-01 |
2 | タケミカヅチ | 2:02.1 | 34.7 | 12-11-11-08 |
3 | マイネルチャールズ | 2:02.1 | 35.0 | 09-09-08-06 |
4 | レインボーペガサス | 2:02.1 | 34.3 | 13-13-15-13 |
5 | レッツゴーキリシマ | 2:02.2 | 35.5 | 02-02-02-02 |
6 | ブラックシェル | 2:02.2 | 34.8 | 09-11-11-08 |
天候:曇 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.2
12.2-11.5-12.5-12.6-12.6-12.8-12.3-11.2-11.5-12.5 (前半1000m:61.4)
キャプテントゥーレがスローで逃げて、自分の持ち味を存分に発揮して勝利した。
他の馬に関しては展開や適正に左右された馬が多く、上位をそのまま信用することはできない。
馬場状態は雨の影響でかなり悪かったとは思うが、
かと言って勝負どころでは相当な加速が出来ていることから、
追走だけでスタミナを使い切ってしまうようなものでも無かった。
展開的にはキャプテントゥーレに競り掛けるほどの馬も無く、
向こう正面はかなり緩んだことで、3コーナーからの加速が
最近の皐月賞の中で1番速いものとなって、
切れが無い馬にとっては相当不利なものだった。
~各馬について~
キャプテントゥーレ
馬体的には同じタキオン産駒のダイワスカーレットに似ていて、
後肢の発達が著しい体付きをしている。
そうなると去年からダイワを見ている影響で、
逃げて、しかも切れるというイメージにはなる。
今回のレースで実際に逃げてみて、
3コーナーからかなり速い加速をしていることで、
この馬に相当な切れ味があり、十分な余力を残せていたことが分かった。
もちろん実力的にダイワには及ばないが、
小粒なダイワというイメージでいいかもしれない。
骨折で年内絶望というのはホントに残念。
タケミカヅチ
中団は内々からコースロス無く進められたことから、
持ち味である切れをうまく発揮できた。
2着は切れ味が求められる展開がいい方向に働いた結果だと思う。
さらにゆるんだ馬場状態もこの馬にとっては良かった。
ただこの結果を過剰評価するのは危険。
もちろんこの馬の地力は大したものだと思うが、
実際には芝ではまだ1勝も挙げたことがないのだから。
マイネルチャールズ
スタートで少し後手を踏んだことで馬群に囲まれてしまって、
思い通りの位置につけなかったことが響いた。
それでも勝負どころでの加速はイマイチで、本来の切れ味を発揮できなかった。
馬体的に柔軟性があり過ぎて、悪い馬場に苦労したのかもしれない。
レインボーペガサス
この馬に関してはイメージを描き直さなければならない。
持久力はあるが切れが無く、3コーナーでの急激な加速についていけないと予想した。
しかし上記の通り最近の皐月賞の中では1番の加速を示したレース展開だった。
切れが無いわけではなく、パンパンの良馬場がどうしても合わないだけなのだろう。
それでも馬場状態は良の発表で、展開はスローペースで後ろからは難しいレースで、
上りは最速を示しているようによく頑張っている。
潜在能力ではこのメンバー屈指と言える。
3歳ダートG1を作って上げたい。
レッツゴーキリシマ
距離が少し長いと思っていたが、終始2番手から最後まで良く粘った。
それでも勝負どころでは勝ちにいくという姿勢もあまり無く、楽に進めており、
馬場の悪化とスローペースがいい方向に働いたと見ていいだろう。
能力は認めるが、やはり長いところに適正はないと感じる。
ブラックシェル
まずこの馬の戦法は先行が一番合うと思う。
しかし加速が遅いために、それは困難だと思っていたが、
今回は思った以上にスタートが良かった。
(そこは鞍上の腕なのだろう)
しかし武豊は差しを選択した。
そのことで馬群の中に閉じ込められ、
展開がスローになった時点で勝ち目は無くなった。
案の定3コーナーからの加速では遅れて、外に持ち出すことも出来ず、
直線で少し伸びただけでレースを終えた。
少し入れ込んでいて、返し馬でも落ち着いてなかったために
控える競馬を選択したのかもしれないが、
それは勝ちにいく選択ではなかったのではないか。
はっきり言って不満がある。
0 件のコメント:
コメントを投稿