安田記念過去10年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。
2007(ダイワメジャー:1.32.3)
12.3-10.7-11.1-11.8-11.6-11.3-11.5-12.0
天候:晴 芝:良
上り4F:46.4 3F:34.8
勝ち馬コーナー通過:04-04
勝ち馬上り3F:34.4
2006(ブリッシュラック:1.32.6)
12.4-11.0-11.4-11.6-11.7-11.5-11.4-11.6
天候:晴 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.5
勝ち馬コーナー通過:10-09
勝ち馬上り3F:33.8
2005(アサクサデンエン:1.32.3)
12.2-10.7-11.0-11.7-11.8-11.4-11.3-12.2
天候:晴 芝:良
上り4F:46.7 3F:34.9
勝ち馬コーナー通過:08-08
勝ち馬上り3F:34.3
2004(ツルマルボーイ:1.32.6)
11.9-10.4-11.4-11.9-11.9-11.3-11.6-12.2
天候:雨 芝:稍重
上り4F:47.0 3F:35.1
勝ち馬コーナー通過:16-14
勝ち馬上り3F:34.0
2003(アグネスデジタル:1.32.1)
12.1-10.9-11.5-11.5-11.7-11.2-11.5-11.7
天候:晴 芝:良
上り4F:46.1 3F:34.4
勝ち馬コーナー通過:09-08
勝ち馬上り3F:33.7
-----------改修工事---------------
2002(アドマイヤコジーン:1.33.3)
12.3-10.8-11.3-11.5-11.7-11.7-11.6-12.4
天候:晴 芝:良
上り4F:47.4 3F:35.7
勝ち馬コーナー通過:02-03
勝ち馬上り3F:35.4
2001(ブラックホーク:1.33.0)
12.3-11.0-11.2-11.3-11.3-12.3-11.6-12.0
天候:晴 芝:良
上り4F:47.2 3F:35.9
勝ち馬コーナー通過:11-15
勝ち馬上り3F:34.8
2000(フェアリーキングプローン:1.33.9)
12.4-11.2-11.3-11.9-11.8-11.9-11.2-12.2
天候:晴 芝:良
上り4F:47.1 3F:35.3
勝ち馬コーナー通過:11-11
勝ち馬上り3F:34.3
1999(エアジハード:1.33.3)
12.6-11.1-11.5-11.3-11.4-11.8-11.4-12.2
天候:晴 芝:良
上り4F:46.8 3F:35.4
勝ち馬コーナー通過:10-07
勝ち馬上り3F:35.1
1998(タイキシャトル:1.37.5)
12.4-11.4-11.6-12.3-12.4-13.1-12.0-12.3
天候:雨 芝:不良
上り4F:49.8 3F:37.4
勝ち馬コーナー通過:04-06
勝ち馬上り3F:37.0
傾向
改修前後で全く別のレースとなっている。
したがって過去5年のラップタイムで十分だった訳だが…。
まあ調べてしまったので違いを挙げると、
それはレースの中で1番の勝負所となる場所である。
改修前は直線へ向いてからヨーイドンという傾向があったが、
改修後の2003年以降では勝負所が4コーナーに代わっている。
ラップタイムで言うと、改修前はラスト2Fのところ、
改修後はラスト3Fのところになる。
改修されて直線が長くなったにも関わらず仕掛けが早くなっているのは
興味深いが、これは他の距離のレースにも当てはまる傾向である。
とにかくこの違いでレースは全く別のものとなった。
改修前は完全な切れ味勝負というレースであったのが、
改修後は切れと持久力の総合力が問われる形へと姿を変えている。
(これが近年の香港馬の台頭の要因だと思っている)
改修後のラップタイムを見ると、ラスト3Fで最も速いラップを記録し、
その後は右肩下がりでスピードが落ちていくような形となっている。
中には、ラスト2F≧ラスト3Fという場合もあるが、
最もエネルギーを使っている(加速している)のは間違いなく3Fである。
そうなると最後はどこまで粘れるかという戦いになり、
そこで重要になってくるのは末脚を持続させる持久力である。
もちろん切れが全くない馬では話にならないが、
いくら切れ味が鋭くても、長く持続できなければ勝ち切ることはできない。
したがってここで好走するための絶対条件は持久力があることで、
その中から切れ味も持ち合せた総合力が高い馬を選ぶことになる。
好走する条件
1.長く末脚を持続できる持久力を持っていること
2.ある程度の切れ味があること
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