1 | トーホウシャイン | 2.03.5 | 36.5 | 10-10-10-07 |
2 | ピースオブラヴ | 2.03.7 | 37.5 | 01-01-01-01 |
3 | ソリッドプラチナム | 2.03.9 | 37.0 | 08-08-08-07 |
4 | ブリトマルティス | 2.04.4 | 37.9 | 06-05-04-02 |
5 | ベッラレイア | 2.05.1 | 38.7 | 04-03-02-02 |
6 | ザレマ | 2.06.1 | 39.5 | 06-07-07-05 |
天候:雨 芝:重
上り4F:49.7 3F:37.3
12.7-11.2-12.4-12.5-12.3-12.7-12.4-12.3-12.2-12.8
(前半1000m:61.1)
直前に降った激しい雨でもうレースどころでは無くなった。
(10Rなんかは画面では何が何だか分からない状態)
結局どの馬も周ってくるだけでバテバテの状態で、
最後まともに伸びていたのは最軽量の勝ち馬くらいで、
後はそれなりに伸びていたソリッドプラチナムを除いて、
その他の馬は何もすることができなかった。
上に載せたグラフは過去10年の平均と今年のラップタイムを示している。
これを見ると今年は序盤こそ速く流れて例年と同じような形をしているが、
中盤(向こう正面)は緩んでそこから徐々に加速していくという流れとなっている。
これは馬場状態の悪さを考慮しないとしても、中盤がほとんど緩まないような
例年の流れとは全く異なっている。
つまり雨によって、相当に持久力が必要されたというだけでなく、
そこからさらに切れる脚を使えることが必要だった。
したがって持久力がないタイプの馬は、前半から脚を使わされて最後伸びず、
切れないタイプの馬は後半、徐々に加速していく流れの中で置いていかれる
という状況に陥っていたと思われる。
そこで上位3頭を考えたいのだが、まず重い馬場で持久力が必要だったことで、
当然のように斤量の軽い馬は有利となる。
そうなるとトーホウシャインは最軽量でしかも前半はかなり控えていたので、
最後まである程度余力を残せていたはずである。
またこの馬は切れ味と持久力をバランス良く持っているタイプなので、
今回の条件にピッタリだったということも大きな要因と考えられる。
ピースオブラヴも同様に切れと持久力をバランス良く持ったタイプで、
楽に逃げることが出来た分、3~4コーナーでは相当楽ができたはず。
中盤で緩めて徐々に加速していくという自分の最も得意とする流れを
作り出せたことが1番の要因だと言える。
ソリッドプラチナムはこの流れへの適正ではメンバー中1、2位を争う馬。
それでも最後に伸び切るためには脚を溜めるなければならないタイプなので、
結局は直線だけの競馬となって3着は何とか確保という感じ。
良くも悪くも1番順当な結果になったのはこの馬だった。
ベッラレイアは馬場&斤量を気にしてか、前半から積極的な競馬で
騎手も抑える気配が全くなく、3~4コーナーで押し上げて勝ちに行った。
騎手のその騎乗が本当に良かったのか悪かったのかははっきり言えないが、
そもそもこの馬は溜めてこそ切れる馬。
この騎乗ではこの馬の良さを消してしまっているということは確か。
もう1度武豊を乗せた方がいいと思う。
ザレマはこれぞ周ってきただけの競馬。
前半頑張って前に行っていればタイプ的に勝ち負けになっていたと思う。
馬が足元でも気にして前に行こうとしても行けなかったのか、
騎手が控えたのか(←こちらの可能性大)分からないが、
もったいないという思いが大きい。
ここまでいろいろ書いてきたのはいいとして、
ハンデ戦でスコールともなれば事前の予想など何にもならない。
そもそもハンデ戦なんて必要なのかという疑問も湧き、
トーホウシャインが重賞勝ち馬でザレマがそうでないというのは
納得がいかない…。
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