関屋記念過去7年のラップタイム
コースが改修された2001年からのラップタイムを見て
このレースの傾向を探ってみたい。
2007(カンパニー:1.31.8)
12.8-10.6-11.0-11.2-11.7-11.8-10.3-12.4
天候:晴 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.5
勝ち馬コーナー通過:13-13
勝ち馬上り3F:33.3
2006(カンファーベスト:1.32.5)
12.9-11.0-11.7-11.7-11.7-11.3-10.1-12.1
天候:晴 芝:良
上り4F:45.2 3F:33.5
勝ち馬コーナー通過:07-07
勝ち馬上り3F:32.9
2005(サイドワインダー:1.32.3)
12.3-10.7-11.6-11.9-12.0-11.3-10.6-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:45.8 3F:33.8
勝ち馬コーナー通過:15-15
勝ち馬上り3F:32.6
2004(ブルーイレヴン:1.32.3)
12.5-10.8-11.5-12.0-11.6-11.2-10.6-12.1
天候:晴 芝:良
上り4F:45.5 3F:33.9
勝ち馬コーナー通過:03-04
勝ち馬上り3F:33.6
2003(オースミコスモ:1.31.8)
12.2-10.7-11.4-11.7-11.1-11.9-10.9-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:45.8 3F:34.7
勝ち馬コーナー通過:04-04
勝ち馬上り3F:34.2
2002(マグナーテン:1.31.8)
12.5-10.6-11.3-12.0-11.6-11.1-11.0-11.7
天候:晴 芝:良
上り4F:45.4 3F:33.8
勝ち馬コーナー通過:02-02
勝ち馬上り3F:33.6
2001(マグナーテン:1.31.8)
12.6-10.8-11.3-11.5-11.8-11.2-10.8-11.8
天候:晴 芝:良
上り4F:45.6 3F:33.8
勝ち馬コーナー通過:02-02
勝ち馬上り3F:33.4
関屋記念過去7年の平均ラップタイム
12.54-10.74-11.40-11.71-11.64-11.40-10.61-11.99
1.32.04
傾向
まず関屋記念の過去の平均ラップタイムを見ると、
道中がそれほど緩まないにも関わらず、ラストは極限の加速をし、
上り3Fが相当速くなる。
これは格の高いレースと比べて、マイルとしては前半がそこまで厳しい流れには
ならないためであるが、レース全体を通してはミドルペース以上で流れて
勝ちタイムは相当速くなる。
したがってラップタイムの形から、一見究極の切れ味が問われるレースのように
思われるが、実際には全体を通して脚を長く持続できる能力が問われている。
つまり締まった流れでも切れ味を発揮できることが条件と言えて、
道中は息を入れて一瞬の切れ味で勝負するタイプでは少し足りない。
ここに1番適性が合うと思われるのは、切れ味と持久力を併せ持った先行馬。
次に来るのが(展開にはよるが)ロングスパートできる持続力に優れた差し馬。
逆に合わないのは、一本調子の(切れがない)先行馬と、
一瞬の切れ味で勝負するタイプの差し馬ということになる。
好走のポイント
・切れ味と持久力をバランス良く持っていること
・持続力があること
予想
上記した好走の条件を考えると、ここに最もつながりそうなのは
京都での好走がある馬というのがまず考えられる。
もちろん京都では前半がもっと速くなり、勝負所でここまでの加速はしないが、
レース全体を通した脚の持続力、ラスト1Fの持久力という点では共通している。
これは京都が下り坂の影響でラスト4Fから脚を使わされる形になるためで、
ロングスパートしなければならない差し馬は特に同じ適性が問われる。
また同じように究極的な切れ味が問われる東京での好走には少し注意が必要で、
道中が相当緩んで完全な切れ味勝負での好走には気をつけたい。
逆に道中がそれほど緩まないようなレベルの高いレースでの好走は積極的に
買い材料となる。
◎マルカシェンク
切れ、持久力を併せ持っており、能力でもここでは抜けた存在。
ここでは負けられない。
○トップオブツヨシ
相当に切れるタイプ。問題はラスト1Fを粘れるかどうかだけ。
▲フサイチアウステル
ここ2戦で持続できることを証明している。
ただ少しだけ切れ味の面での心配はある。
△マイケルバローズ
切れ味と持久力をバランス良く持っている。
ただ能力で勝ち切るまでのイメージはない。
注マシュリク
切れ味と持久力をバランス良く持っている。
問題は状態。
その他の馬
リザーブカードは適性はあるが状態が戻っているかどうか。
トウショウヴォイスは道中を緩めてこそ切れる脚が使えるタイプで
ここでは適性的に掲示板までというイメージ。
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