1 | スリープレスナイト | 1.07.5 | 34.2 | 02-03 |
2 | マルカフェニックス | 1.07.8 | 34.0 | 07-08 |
3 | ゼットカーク | 1.08.0 | 34.4 | 05-04 |
4 | マッチメイト | 1.08.2 | 35.0 | 02-02 |
5 | クールシャローン | 1.08.2 | 34.7 | 05-06 |
天候:晴 芝:稍重
上り4F:45.4 3F:34.5
前半3F:33.0
11.8-10.3-10.9-11.4-11.4-11.7
北九州記念はスリープレスナイトが圧倒的なパフォーマンスを見せつけて勝利した。
CBC賞の段階では能力を完全に信じきることはできないという評価を下したが、
今回の勝利は強いの一言で今後スプリント路線はこの馬中心と見て間違いない。
とにかくこのレースがそのままG1だったとしても頭争いしている程の内容だった。
ここでCBC賞のラップタイムを見てみると以下の通り。
12.0-10.6-11.4-11.4-11.0-11.6
これを見るとCBC賞では道中がある程度緩んでいることが分かる。
このような流れとなれば道中で脚を溜められる先行馬が有利になるのは明らかで、
それに加えての荒れ馬場ということで、力を信じきることは危険と感じて
この馬の能力は次走を見てから判断するとブログでは書いた。
そこで今回の内容を考えると、まずラップタイムを見ると小倉らしく前半が
速くなって、最後はかなりの持久力が問われる展開であった。
そんな流れの中、スタートは良くなかったものの楽に2番手に取りつき、
速いペースでの追走も余裕タップリで、最後は長い脚を持続させての勝利。
走破タイムも荒れ馬場で外を回って1.07.5という好タイム。
半端な馬ならラスト1Fはガクっと落ちても不思議ではないところを
11.7でまとめていることに特に価値がある。
これは持久力と持続力を相当高いレベルで持ち合わせていることに他ならない。
確かにクロフネ産駒は持続力のある馬が多いが、スプリントにおいて
それができる馬は見たことがない。(フサイチリシャール然り)
他の馬が最後は粘り勝負をしているのに対して、1頭だけトップスピードを
維持し続けているという、1つ次元の違う戦いをしている。
(オリンピック陸上のボルトの100mとイメージは似ている)
このパフォーマンスが常に出せるのであれば、ファイングレイン、
スズカフェニックスなどでも差し切るのはかなり難しいと考えられる。
とにかく秋のスプリントは本当に楽しみになってきた。
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