菊花賞過去10年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。
2007(アサクサキングス:3.05.1)
12.9-11.7-11.7-12.8-11.6-11.9-13.4-12.6-12.9-12.8-12.6-12.0-11.6-11.9-12.7
天候:晴 芝:良
上り4F:48.2 3F:36.2
前中後:60.7-63.6-60.8
勝ち馬コーナー通過:05-05-05-02
勝ち馬上り3F:35.8
2006(ソングオブウインド:3.02.7)
12.8-11.5-11.1-11.6-11.7-11.7-12.9-12.8-12.9-13.2-13.0-11.9-11.2-12.5-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.6
前中後:58.7-63.5-60.5
勝ち馬コーナー通過:16-16-16-08
勝ち馬上り3F:33.5
2005(ディープインパクト:3.04.6)
13.0-11.6-11.7-12.2-12.7-13.0-13.5-12.6-12.0-12.3-12.2-12.1-12.0-12.1-11.6
天候:晴 芝:良
上り4F:47.8 3F:35.7
前中後:61.2-63.4-60.0
勝ち馬コーナー通過:07-07-07-07
勝ち馬上り3F:33.3
2004(デルタブルース:3.05.7)
12.8-11.9-11.3-12.4-12.0-11.9-13.3-12.8-12.8-12.9-13.5-12.3-11.8-11.7-12.3
天候:晴 芝:良
上り4F:48.1 3F:35.8
前中後:60.4-63.7-61.6
勝ち馬コーナー通過:05-05-04-02
勝ち馬上り3F:35.7
2003(ザッツザプレンティ:3.04.8)
13.0-11.1-11.7-12.7-12.1-12.2-13.0-13.0-12.7-12.8-12.9-11.8-11.5-12.0-12.3
天候:晴 芝:良
上り4F:47.6 3F:35.8
前中後:60.6-63.7-60.5
勝ち馬コーナー通過:08-09-03-01
勝ち馬上り3F:35.8
2002(ヒシミラクル:3.05.9)
12.9-10.7-11.0-11.7-12.0-12.4-13.6-13.7-13.5-13.2-13.2-12.6-11.6-11.7-12.1
天候:雨 芝:良
上り4F:48.0 3F:35.4
前中後:58.3-66.4-61.2
勝ち馬コーナー通過:14-13-07-02
勝ち馬上り3F:35.2
2001(マンハッタンカフェ:3.07.2)
13.3-11.7-12.3-12.8-12.9-12.6-13.2-13.1-12.8-12.5-12.7-12.0-11.4-11.7-12.2
天候:小雨 芝:良
上り4F:47.3 3F:35.3
前中後:63.0-64.2-60.0
勝ち馬コーナー通過:10-09-07-06
勝ち馬上り3F:34.0
2000(エアシャカール:3.04.7)
13.4-11.2-11.5-12.7-12.7-12.2-13.1-12.7-12.4-12.4-12.4-11.9-11.9-12.1-12.1
天候:晴 芝:良
上り4F:48.0 3F:36.1
前中後:61.5-62.8-60.4
勝ち馬コーナー通過:08-09-10-07
勝ち馬上り3F:35.7
1999(ナリタトップロード:3.07.6)
13.6-12.7-12.8-12.8-12.4-12.5-13.2-13.3-12.9-12.7-12.6-11.9-11.4-11.3-11.5
天候:晴 芝:良
上り4F:46.1 3F:34.2
前中後:64.3-64.6-58.7
勝ち馬コーナー通過:04-05-05-04
勝ち馬上り3F:34.0
1998(セイウンスカイ:3.03.2)
13.3-11.5-11.7-11.7-11.4-12.1-13.1-13.5-12.7-12.9-12.3-11.9-11.6-11.5-12.0
天候:晴 芝:良
上り4F:47.0 3F:35.1
前中後:59.6-64.3-59.3
勝ち馬コーナー通過:01-01-01-01
勝ち馬上り3F:35.1
過去10年の平均ラップタイム
13.10-11.56-11.68-12.34-12.15-12.25-13.23-13.01-12.76-12.77-12.74-12.04-11.60-11.85-12.07
3.05.15
傾向
まずラップタイムを大きく3つに1000mずつ分けて見てみると、真ん中の1000mが
ほぼ確実に緩んでいることが分かる。
ここは1コーナーから2周目の向こう正面の部分にあたり、コーナーでスピードが
落ちやすいところではあるのだが、近年は前半がある程度速く流れることが多く、
各騎手がここで一旦控えようとするためである。
その後3コーナーの下り坂で自然とペースアップして、そこからはどれだけ脚を
持続できるかという戦いになる。
各馬がこれだけ早いところから脚を使わされるために、前半と道中で相当に
緩んだりしない限り、ラスト1Fのラップが少し落ちやすくなる。
そこで先に抜け出していた切れ味タイプの馬が持続力タイプの馬に
交わされるケースも多くなる。
道中(2周目)は確実に緩むのだが、その後の持続力が問われる上がりの勝負で
力を発揮するには、やはりそこまでにどれだけ余力を残せているかということに
尽き、結局は距離適性を含めた底力が高い馬でなければ厳しい。
(例年、菊花賞には将来的にマイルあたりを走るような馬が紛れ込んでいる…)
好走の条件
・距離適性があること
・末脚の持続力を持っていること
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