JBCクラシック出走メンバーのラップをとりあえず調べてみる。
とはいえJRAと南関以外は未発表で謎のままだが…。
■ジャパンダートダービー
12.1-11.3-12.7-13.3-12.8-12.6-13.0-12.9-11.5-12.3
1.サクセスブロッケン 36.6 2-2-2-1
■端午S
12.5-11.5-12.5-12.3-12.3-12.2-12.4-12.2-13.3
1.サクセスブロッケン 37.8 2-2-2-1
■ヒヤシンスS
12.4-10.3-11.3-12.0-12.6-12.5-12.5-13.4
1.サクセスブロッケン 38.0 4-4
■黒竹賞
12.4-10.9-12.7-13.7-13.0-12.6-12.8-12.9-12.9
1.サクセスブロッケン 38.5 2-2-2-2
■JBCクラシック('07)
12.4-11.5-12.7-13.4-12.6-12.2-12.4-13.1-12.4-12.1
1.ヴァーミリアン 37.5 7-6-8-7
2.フリオーソ 38.2 4-4-5-3
■ジャパンカップダート('07)
7.1-10.7-11.9-11.7-11.5-11.9-12.6-12.3-12.5-12.0-12.5
1.ヴァーミリアン 36.2 11-11-9-7
2.フィールドルージュ 36.5 10-9-7-7
4.メイショウトウコン 36.8 16-16-15-12
10.フリオーソ 39.0 2-4-4-4
14.ボンネビルレコード 40.7 8-12-12-14
■東京大賞典('07)
12.3-11.0-12.3-13.2-12.8-12.5-12.5-12.8-11.4-12.4
1.ヴァーミリアン 36.3 5-5-5-3
2.フリオーソ 37.1 3-3-3-1
3.メイショウトウコン 37.8 13-12-6-5
■フェブラリーS
12.4-10.9-11.5-11.9-12.4-12.4-11.7-12.1
1.ヴァーミリアン 35.9 5-3
■川崎記念
6.9-10.9-12.3-14.0-13.2-13.8-13.8-11.5-12.0-12.8-11.9
1.フィールドルージュ 36.4 3-3-2-2
2.フリオーソ 37.2 1-1-1-1
■エルムS
6.7-11.3-11.6-12.3-12.4-12.0-12.1-12.0-12.5
4.メイショウトウコン 36.0 10-10-10-4
■平安S
12.5-11.2-12.4-12.4-12.8-12.3-12.2-12.3-12.9
2.メイショウトウコン 36.3 13-13-10-8
6.ボンネビルレコード 36.7 8-8-9-8
■日本テレビ盃
10.9-11.2-11.3-12.0-12.1-12.2-12.2-12.6-13.3
1.ボンネビルレコード 37.4 8-8-5-3
2.フリオーソ 38.1 3-3-3-1
■帝王賞
12.3-11.7-12.8-13.4-12.6-12.3-12.0-12.5-12.1-13.0
1.フリオーソ 37.6 1-1-1-1
2.ボンネビルレコード 36.9 9-9-9-6
■ダイオライト記念
11.8-10.9-12.3-13.7-13.3-13.6-13.8-13.4-12.5-12.8-12.9-13.7
1.フリオーソ 39.2 3-3-3-1
2.ボンネビルレコード 39.1 9-8-8-8
■かしわ記念
11.9-11.6-12.1-12.5-11.9-12.2-12.9-12.5
1.ボンネビルレコード 37.2 8-8-7-6
上記の各レースのラップタイムから能力&適性を計ろうにも
そもそもレースの行われる園田の特徴が全く分からない。
そこでとりあえずざっと分かる程度に調べると、園田のHPなどによると
・右回り
・1周:1051m
・直線:213m
・コーナー:スパイラルカーブを採用
・向正面から3コーナーにかけて高低差1.2mの坂
・幅員:20~24m
・フルゲート:12頭
といったところで、相当な小回りだということだけはよく分かり、
とりあえず自分の中のイメージは名古屋と同じようなものかと…。
尚JBCクラシックが行われる1870mのスタートは2コーナーのポケットで
1周半+αのコースとなっている。
(ここからはほぼ全てが推測だが…)
まず直線が200mそこらということは1~2および3~4コーナーは300m弱。
コーナーがスパイラルカーブを描いているということは3コーナーが速く流れ
4コーナーで外を回る馬は大きく振られることになる。
また向正面から3コーナーにかけての坂(どこに頂点があるか教えてほしいが…)
によって3コーナーでは必ず下り坂が後押ししてさらに速くなるはず。
ということはラスト500mくらいからは速いラップとなり、ある程度長い脚が
使えないと厳しいかも知れない。
それを考えると超ミニチュア版京都くらいのイメージでいいのかも…。
レースの流れとしてはそれ程速いペースとなるとも思えないが、カーブの部分を
走っている割合も長くなり、しかもスパイラルカーブでペースがあまり落ちない
ことを考えると、レース全体としてはあまり緩急がない淀みのない流れと
なることが想像できる。
そして勝負所となるのは下り坂とスパイラルカーブで速くなる2周目の
3コーナーで間違いない。
そうなると2周目の向正面で各馬が一斉に押し上げることが予想され、
逃げ馬、先行馬といえどもたぶんそれ程脚を溜められない。
したがって短い直線の割りには逃げ切るのは難しくなるかも知れない。
また向正面からゴールまで速いラップが刻まれることから、持続力がなければ
ラストの直線では厳しくなりそう。
~予想~
◎ヴァーミリアン
持続力よりも切れで勝負する馬ではあるが、地力が違うためにここでは
それ程重要なことではない。
実際にJCダートなどで持久力を問われる展開でも難なくこなしてしまって
いるのだから敢えてそんなことを持ち出す必要もない。
サクセスブロッケンも強いとは思うがまだこの馬を超えるまではいっていない。
問題は当日の状態だけ。
○サクセスブロッケン
道中が緩んだ展開で切れ味が問われたジャパンダートダービーで圧勝するのも
並の馬では出来ないのは確かだが、それよりもヒヤシンスSや端午Sのような
道中が締まった流れからの持久力勝負で圧勝している方に目を向けるべき。
ここでも切れ味というよりもラストを粘れるかどうかという戦いになることが
予想され、その条件は満たしていると考えられる。
ヴァーミリアンの出来次第では頭まで。
▲メイショウトウコン
直線が平坦なコースでの持続力争いと言えばこの馬をどうしても押したくなる。
今現在、勢いもあまりなく状態も良く分からないが一発狙うならこの馬か。
注フィールドルージュ
本来はヴァーミリアンの次の評価をすべきところだが、この馬自身は切れ味で
勝負するタイプであり適性的に微妙だと感じ、敢えて評価を落とした。
もちろん地力で頭争いをする可能性もあるが…。
△フリオーソ
基本的に勝ち負けしているパターンが道中を緩ませて切れ味で突き放すという
レースが多く、ラストの持久力という点では少し性能が劣る。
実際勝った帝王賞でも最後はかなり落ちているし、日本テレビ盃も締まった
展開からの持久力勝負で最後交わされてしまっている。
道中が緩めばもう少し上位となる可能性は高くなるが、この馬の直後に
強い馬がつけそうで、なかなか楽をさせてもらえるとは思わない。
そうなるとラストは厳しくなると予想される。
△ボンネビルレコード
前走で締まった展開でフリオーソを交わしているためにここでもチャンスが
あるかもしれないが、それでもその他のレース内容を見る限りフリオーソ
以上の評価はしづらい。
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