どちらの重賞も上り勝負であるならまだ距離適性というフィルターがある
こちらの方が予想のしがいがある。
■ステイヤーズS平均ラップタイム(馬場悪化の'98年は除く)
13.13-11.63-12.89-12.58-12.34-12.61-12.87-13.38-12.67
-12.89-13.12-12.94-12.40-12.08-12.27-11.84-11.61-12.27
3.45.52
まずは当然これだけの距離を走っても勝負所まで余力を残せるかどうか
という距離適性が合うことが何よりも優先する条件となる。
さらにラップタイムの傾向を見るとさすがに道中がかなり緩むために、
勝負所ではかなりの加速を示している。
したがってここで好走するためには、これだけ長い距離を走っても
勝負所では自ら動いていけるような切れ味を持っていることが必要となる。
~予想~
◎フローテーション
もともと切れがあり、長距離でそれを使えるのは前走で証明済み。
このこの距離でメンバーであれば十分可能性はある。
切れはあっても持続力が足りないので、もし問題があるとしたらラストの
急坂を粘れるかどうかというくらい。
○ベンチャーナイン
菊花賞ではいくつか不利が重なってまともなレースが出来なかった。
それでも3~4コーナーでの加速でも楽に押し上げて行けたように
切れ味という点ではここでは上位争いをする存在。
調教も良く、状態は良さそうでいくらでも逆転は可能。
▲トウカイエリート
高齢なのもあるが、そもそも適性を考えたら持続力で勝負するタイプであり、
好走のほとんども京都が中心で、切れ味勝負となるここに合う気はしない。
実力的に上位に突っ込んでくる可能性もあるが、勝つイメージは全くない。
注マキハタサイボーグ
昨年の勝ち馬で長距離適性という面では条件はクリア。
というか他の中距離レースでは適性が合っておらず、そこは全く無視していい。
当日の状態次第のところは大きいが。
△ビエンナーレ
別定戦では少し実力的に厳しいだろうが、札幌日経OPでJC馬にも勝って
いる訳だし、前半で厳しい流れになることさえなければ展開は合う。
勝負所での切れは持っていることだし、内枠を活かして楽に逃げるような
展開となればチャンスがある。
△トウカイトリック
実力的にはさすがに上位だが、状態が微妙。
適性面でも切れ味を活かすというよりも、持続力で交わすというイメージが
大きいので、もし状態が良くなっていたとしても少しの割引は必要。
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