1 | アーリーロブスト | 2.02.7 | 35.3 | 02-02-02-02 |
2 | ナカヤマフェスタ | 2.02.7 | 35.0 | 07-05-06-06 |
3 | モエレビクトリー | 2.02.8 | 35.6 | 01-01-01-01 |
4 | モンテトウルヌソル | 2.02.8 | 34.6 | 12-12-12-10 |
5 | ハイローラー | 2.02.9 | 35.2 | 09-08-06-05 |
6 | セイクリッドバレー | 2.02.9 | 35.4 | 05-05-03-03 |
7 | トゥリオンファーレ | 2.03.0 | 35.0 | 07-08-09-07 |
天候:曇 芝:良
上り4F:48.1 3F:35.5
前半1000m:62.0
12.1-11.5-12.6-12.6-13.2-12.6-12.6-11.7-11.6-12.2
レース評
ラップタイムを見ると、京成杯の平均と比べても道中が相当に緩んでいることが
分かり、お世辞にもレベルの高いレースだったとは言えず、この結果がそのまま
皐月賞までつながるとはとても思えない。
また道中がこれだけ緩んだ展開だったのにも関わらず、各馬の仕掛けも遅く、
完全な上り3Fのレースで、ある程度好位から進めた切れ味のあるタイプが
有利な流れであった。
これは道中1、2番手で進めた馬が1、3着という結果からも明らか。
また地方出身モエレビクトリーが3着に残り、本質的にダート馬のハイローラー
あたりが上位に顔を出していることから、(見た目通り)相当に芝は
荒れている状態だったのだろう。
とりあえずこの内容ではラジオNIKKEIの2頭には遠く及ばず、今年の京成杯は
クラシックに向けての参考にはならない…というのが結論。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
アーリーロブスト
モエレビクトリーが積極的に行ったことで、意外なほどにあっさりとハナを
譲り、その結果ここまで緩んだ流れとなった。
この流れなら道中でしっかりと脚を溜められて、切れ味勝負は少し不利とはいえ、
この馬自身が早めに動くことでそれを克服できるし、ラストまで十分に余力を
残せたはず。
この展開を予想しての◎ナカヤマフェスタ○アーリーロブストだった訳だが、
クラシックを見据えた上では、この内容では大した価値はない。
もっと厳しい流れの中でこれだけの粘りを発揮できるなら先はあるのだが…。
ナカヤマフェスタ
今回は予想に反し道中がゆったりとした流れとなり、単純な切れ味勝負という
展開となったので、この馬の上位浮上は当然の成り行きだった。
それでも道中で掛かっていたことや4コーナーの落馬など、スムーズに運んだ
とは言えないレースでしっかりと2着を確保したことは評価できる。
結局前を捉えきることは出来なかったものの、最後まである程度の脚を持続
させていたし、パフォーマンス的には今回のメンバーの中では1番だと
言っていいだろう。
次に注目したいのは道中が締まった展開でどんな結果を残せるか?
…といったところ。
モンテトウルヌソル
今回は道中がゆったりとした流れでしっかりと脚を溜められたことが大きいが、
それでも基本的に前有利な流れでここまで迫ったラストの脚は魅力的。
持久力が試されるようなレースを未だに経験していないので過大評価は
避けたいところだが、もし淀みない流れの中で同様なパフォーマンスを発揮
できたとしたら、将来的に楽しみな馬になるだろう。
トゥリオンファーレ
緩んだ末の切れ味勝負となっては、持久力の高いタイプのこの馬には
少し厳しい流れだった。
したがって道中が締まった展開での巻き返しが十分に期待できるだろうが、
ここまで切れ味がないと勝ち切るまでのイメージはあまり湧かない。
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