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各競馬場のコース特徴


2009年1月4日日曜日

中山金杯展望 2009


予想
年が明けたとはいえ、有馬記念が終わって1週間しか経ってない状態では、あまり
モチベーションが上がらないし、予想は程々に…。

中山の中距離で古馬の重賞となれば、まず挙げられる特徴は2コーナー~向こう正面の
速さであり、そうなるとラストはどこまで粘れるかという勝負となる。
したがってここで好走するためにはかなりの持久力が必要となり、中距離~長距離の
ゆったりとした流れで力を出せるタイプよりも、1600~1800mあたりの距離で
厳しい流れの中でも力を発揮できるようなタイプの方がここには向いている。

さらにそのような流れで積極的な競馬をして、ラストまでしっかりと残れるような
馬であれば、先週の有馬記念の方に行って、しかもそれなりの成績を残しているはずで、
ここでは基本的に差し馬有利というのはおそらく間違いない。

したがってここで好走するためには、高い持久力を持っていることが大前提であって、
それに加えて脚質的には差しタイプの馬狙いということになる。


◎アドマイヤフジ
トップハンデであるが、能力、適性ともにここでは屈指の存在。
戦ってきている相手も全く違うし、内枠を活かして道中でどれだけ脚を溜め
られるかが鍵。
つまり鞍上次第。

○キングストレイル
脚質的にはここで最後まで粘り切るのは難しく、勝ち切るかどうかと言ったら
少し厳しいものがあるかもしれないが、もともと持続力&持久力を活かせる展開は
相当合っていて、実力的にもここでは上位争いするのは間違いない。
斤量は背負ってはいるが、最も信頼できそうなのはこの馬。

▲オペラブラーボ
前走はスローからの切れ味勝負で負けただけで、内容はそれ程悪くない。
本来の持続力が活かせそうなこの舞台の方が合っているのは確実で、巻き返しは
十分に期待できる。
状態は問題だが…。

注マイネルキッツ
それ程上りの脚はないが、持続力&持久力の勝負であれば上位争いは可能。
中団につけられる脚質もここには合っている。

△グラスボンバー
ある程度厳しい流れとなれば、持ち味の持久力が発揮できる。
速い脚はなくても展開次第では上位に突っ込んでくる。

△ダイシングロウ
気性面など当てにはできない部分は多いが、持久力の争いではある程度
結果を残している。
ただ前には少し厳しい流れとなることが予想され、鞍上がどう乗るのかに
注目したい。

△アサカディフィート
前走でも少し期待したが、予想に反しスローな展開となって全く出番が
やってこなかった。
したがって負けていること自体は度外視できるし、この舞台では道中が
厳しくなることからラストの脚が問われないので、この馬には合っている。
斤量は背負うが、展開次第では突っ込んできてもおかしくない。

×ミヤビランベリ
流れはある程度合うだろうが、さすがにここでは実力不足か。
最後に坂のある中山で、積極的に行って押し切るところまでは考えられない。

×ヤマニンキングリー
前走で重賞初制覇した訳だが、中京としては相当に前半が緩んだ展開であって、
結局のところ緩い流れからの上り勝負でしか結果を出していない。
ある程度人気を背負うことになるだろうが、ごまかしが効かないこの舞台で
勝ち切れるイメージは湧かない。






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