1 | アドマイヤフジ | 1.58.5 | 35.7 | 02-02-02-02 |
2 | ヤマニンキングリー | 1.58.5 | 35.0 | 08-08-09-07 |
3 | ミヤビランベリ | 1.58.6 | 35.9 | 01-01-01-01 |
4 | マイネルキッツ | 1.58.7 | 34.8 | 14-14-13-12 |
5 | ネヴァブション | 1.58.7 | 35.0 | 09-10-10-10 |
6 | オペラブラーボ | 1.58.7 | 35.5 | 06-06-06-05 |
7 | キングストレイル | 1.58.9 | 35.9 | 05-05-04-03 |
天候:晴 芝:良
上り4F:47.4 3F:35.8
前半1000m:59.7
12.3-10.9-13.0-11.4-12.1-11.4-11.6-11.7-11.5-12.6
レース評
レースは多少緩んだのが1コーナーだけで、相当に締まった流れだった。
特にラスト5Fから11.5秒前後のラップを刻んでいるように、向こう正面以降は
かなりの持続力が必要な展開で、ラストは各馬の地力が試されるような
レースとなった。
これ程スピードを維持する必要がある流れでは、基本的に差し馬が有利となり、
実際に後方から進めた馬がかなり上位に食い込んでいるのだが、その中で
積極的にレースを進めたアドマイヤフジ、ミヤビランベリが1、3着という
結果となっていることには注目しておきたい。
アドマイヤフジは元々持続力&持久力に優れた馬であり、トップハンデとなる
斤量を背負っていたとはいえ、ここでは能力的に頭1つ抜けており、妥当な
結果だと言えるのだが、ミヤビランベリに関しては流れは合っていたとはいえ、
ここまで粘れる程の能力を持っているとは思わなかった。
この流れでのこの結果なら、ある程度の評価の見直しが必要だろう。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
アドマイヤフジ
ある程度厳しい流れとなることが予想されていたので、さすがに積極的に
行き過ぎだろ…と思っていたのだが、それでも最後まで押し切れたのは
この馬の地力の高さを改めて証明した形。
G2、G3であればこの先もかなり有力な馬であることは間違いないのだが、
G1では少し切れ味が足りない印象で、今年も掲示板を賑わす馬の1頭と
なる可能性が高い。
ヤマニンキングリー
道中が厳しい流れで基本的に前の馬には厳しい流れだったために、少し展開に
恵まれた感はあるのだが、これまで道中が緩んだ展開での切れ味勝負でしか
結果を出していなかった馬なので、この厳しい流れでもラストまで脚が続いた
ということには高い価値がある。
元々切れ味は持っている馬なので、成長して持久力がついてきたと考えれば、
今年はかなりの期待が持てるのではないか。
ミヤビランベリ
元々持続力&持久力は優れたものを持っており、それが福島で結果を残した
要因なのだが、適性は合っているとはいえ、能力的にさすがにここでは
厳しいと思っていた。
しかしここでラストまで粘りを見せたことでこの馬の実力を見直す必要が
あり、この先も注目したいところ。
ただ切れが必要な展開には合わないので、適鞍を見極めることが重要。
マイネルキッツ
今回のような持続力と持久力が必要な展開は得意で、脚質的にもここでは
有利な立場であった。
最後はどの馬も脚が止まるような展開でここまで極端に控えればここで
突っ込んでくるのは当然で、むしろそれでも4着までというのは、この馬の
限界を感じてしまう。
やはり狙いは福島あたりか…。
オペラブラーボ
ヤマニンキングリーとの比較で、前走はスローからの切れ味勝負であって、
相手に分があったので仕方ないが、今回は持続力が問われる展開で、
むしろこの馬の方に分があったはず。
斤量も同じで、似たような脚質、それでこの結果では少し厳しく、
この先逆転できるかどうか大いに疑問。
キングストレイル
展開的にはこの馬には合っているものだったが、+14kgという馬体重が
示す通り状態面での問題があったと考えられる。
したがって今回の結果はある程度度外視できるだろうし、この先状態が
上向きさえすれば、持久力勝負で良い結果が得られるだろう。
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