レース総括 |
■ペースが速く、ある程度締まった流れ |
■ラストは持続力&持久力勝負 |
■前からの馬、早仕掛けの馬の巻き返しに期待 |
ダイヤモンドS結果
1 | モンテクリスエス | 3.29.4 | 36.4 | 09-09-13-09 |
2 | ブレーヴハート | 3.29.6 | 36.7 | 14-14-09-09 |
3 | スノークラッシャー | 3.29.8 | 37.0 | 11-11-09-08 |
4 | ベンチャーナイン | 3.29.9 | 36.8 | 11-11-14-12 |
5 | ゴーウィズウィンド | 3.30.3 | 37.4 | 07-07-09-09 |
6 | エーシンダードマン | 3.30.9 | 38.5 | 09-09-02-02 |
7 | ドラゴンファイヤー | 3.31.0 | 38.3 | 06-06-05-05 |
8 | ウォーゲーム | 3.31.1 | 38.5 | 05-05-05-05 |
9 | トウカイエリート | 3.31.1 | 38.4 | 13-11-05-05 |
天候:晴 芝:良
上り4F:49.1 3F:37.1
12.9-11.4-11.9-12.8-11.5-11.8-12.1-13.0-12.3-11.9
-13.0-13.5-12.2-12.0-11.9-11.9-13.3
レース詳細
レースは前半でフローテーションが突っ掛けていったことで、平均ラップと
比べて、前半~道中は出入りも激しく、尚且つかなり締まった展開となった。
さらにこのような展開にも関わらず各馬の仕掛けは早めとなり、ラストは
切れ味不問の持続力&持久力勝負となった。
こうなっては前からの馬、早仕掛けの馬には厳しく、直線まで何もしなかった
ような馬に有利となり、実際に上位は後方からの馬の独占状態となっている。
(距離こそ違うが、昨年の有馬記念のイメージと重なるところがある)
したがってラストで突っ込んだような馬には他力本願的な要素が大きく、
この結果を鵜呑みにするのは危険を伴う。
逆に前から行って最後に潰れたような馬の巻き返しは十分期待していいだろう。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
モンテクリスエス
上記したように他力本願的なところがあって過大評価は避けたいところ。
またどうしても長距離のゆったりとした流れが合うような走法にも見えず、
春の京都で活躍しているイメージが湧かないのだが…。
ベンチャーナイン
後方有利な流れでここまでというのは少し実力不足の感が否めない。
言い訳を探すとしたら、切れ味で勝負するタイプの馬だけに今回のような
持続力が問われる流れには合わなかったというところだが、それでも
もう少しやれても良かった…という気もする。
エーシンダードマン
この流れを向こう正面から押し上げて行って、4コーナーでは先頭に近い
ところまでポジションを上げていた。
脚の使いどころという観点からはこの騎乗には少し疑問だが、馬の方は
それでも最後まで良く粘っていると言っていい。
長距離での巻き返しは当然期待できる。
トウカイエリート
エーシンダードマン同様かなり押し上げていって、ラストは脚が上がった。
持続力の高い馬だけに、じっくりと我慢していれば御誂え向けの流れだった
だけに非常に残念。
(向こう正面から追い通しの騎乗はホントどうかと思うが…)
この馬も当然次戦以降での巻き返しに期待できるし、京都の長丁場は合って
いるが、ここより格上のレースでは切れ味で劣るために上手くいって掲示板。
フローテーション
前半から突っ掛けることで締まった流れにして、スタミナ勝負を選択したの
だろうか…。
ハッキリ言って、溜めてこそ持ち前の切れ味が発揮できるこの馬には全く
合わない騎乗だった。
この馬の切れ味は有馬記念でも一瞬見せ場を作っている程に優れたもので、
それをしっかりと活かせるような展開での巻き返しは当然期待できるし、
成長次第(持久力がつけば)では大きいところでもある程度やれるはず。
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