レース総括 |
■前半が速く、ラストは地力が試された展開
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■好走した馬の持久力の証明書、という位置づけ
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フィリーズレビュー結果
1 | ワンカラット | 1.22.4 | 35.8 | 03-02 |
2 | アイアムカミノマゴ | 1.22.6 | 35.8 | 05-05 |
3 | レディルージュ | 1.22.8 | 36.2 | 03-02 |
4 | ミクロコスモス | 1.23.4 | 35.9 | 13-13 |
5 | アイレンベルク | 1.23.5 | 35.7 | 15-15 |
6 | ラヴェリータ | 1.23.5 | 37.2 | 01-01 |
7 | ショウナンカッサイ | 1.23.5 | 36.5 | 08-08 |
天候:晴 芝:良
上り4F:48.1 3F:36.1
前半3F:34.3
12.3-10.5-11.5-12.0-12.2-12.0-11.9
レース詳細
ラップタイムを見れば、前半~道中が速く、ラストは持久力&持続力が
問われる形をしている。
特にこの日の馬場が1秒程度は掛かる状態だったことを考えれば、前半の
ペースは速く、各馬の地力が試されたレースだったと言えるし、勝ちタイム
もまずまず優秀なものでレース自体も十分なレベルだった。
この流れを好位から受けて立って上位を占めた3頭の地力の高さは当然信頼
していいが、少し持久力の高さに依存しすぎ感は否めず(特に2、3着馬)
距離が伸びてもう少し切れ味が必要になったときどうか、という疑問は残る。
この結果がそのまま桜花賞につながるかというのは微妙だが、ここで好走
した馬の地の強さだけは次戦以降への裏付けとして十分なものだと言える。
つまり距離の問題さえ克服できればある程度の結果を期待できるはず。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ワンカラット
速い流れを好位で受けてラストも本来の持続する脚を発揮した。
この馬の場合おそらくあと1F伸びても問題ないはずで、阪神JFのように
無駄に抑えて(掛かって)切れ負けというようなことでもない限り、ある程度
良い結果を期待してもいいと思う。
アイアムカミノマゴ
最後まで良く脚を伸ばしているし、持久力は高い。
それでも終いのスピード勝負では分が悪くなりそうで、桜花賞では掲示板に
雪崩れ込むのが精一杯のような気もするが…。
レディルージュ
かなり積極的に行ってラストも良く粘っているが、距離が伸びて少しでも切れ
という要素が必要になったとき、それに対応できるかは疑問。
もし本番がスローになるようなら、自ら逃げてでも締まった展開を演出しなければ
厳しいとは思う。
ミクロコスモス
さすがにここでは道中が忙しそうに見えたが、それでもこの速い流れを追走して
勝負所では持ち前の切れを発揮していた。
最後は止まっているので持続力に関しては少し問題があるが、距離が伸びて
切れ味の試されるレース展開での巻き返しは当然期待できる。
ただしレベルの高いところを勝ち切るほどの力は今のところ感じない。
アイレンベルク
持久力&持続力勝負が得意なこの馬にとって待ち望んだ展開でやはり好走してきた。
ここでの好走は評価できるが、他力本願的要素が大きく、距離が伸びて切れが
必要な展開になったら何も出来なくなる可能性は高い。
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