レース総括 |
■道中が極端に緩んだ末の切れ味勝負 |
■レース自体は本番につながる内容ではない |
スプリングS結果
1 | アンライバルド | 1.50.8 | 34.5 | 07-08-08-07 |
2 | レッドスパーダ | 1.50.9 | 35.1 | 02-02-02-02 |
3 | フィフスペトル | 1.51.0 | 34.5 | 12-12-11-10 |
4 | サンカルロ | 1.51.0 | 34.7 | 10-10-08-10 |
5 | セイクリッドバレー | 1.51.1 | 34.4 | 12-12-14-10 |
6 | マイネルエルフ | 1.51.3 | 35.3 | 04-03-04-03 |
7 | リクエストソング | 1.51.3 | 35.3 | 07-05-04-07 |
天候:雨 芝:良
上り4F:48.2 3F:35.2
前半1000m:62.6
12.3-11.5-12.8-13.0-13.0-13.0-12.3-11.4-11.5
レース詳細
ラップタイムを見れば、ある程度時計の掛かる馬場がだったことを考慮しても
道中が相当に緩んで、完全な上がり勝負(ほぼ直線のみ)という展開だった。
勝ちタイムも(馬場差を考慮しても)フラワーCにほとんど負けているくらいで
レースレベルとしてもほとんど見所のないものだった。
このような展開では問われたのは切れのみという感じで、強い馬が引っ張る
皐月賞でおそらく必要とされるような持久力はほぼ必要とされなかったために
この内容が本番につながる可能性はかなり低い。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
アンライバルド
上記のようにレース自体は切れ味のみが問われる展開だったのだが、
その中でも勝負所での切れ味は群を抜いていた。
今回の内容では持久力は全く測れないのだが、前走で一定以上の力は
見せており、言われているような3強の一角とは全く思わないのだが、
本番でも最後に複勝圏内に飛び込んでくるくらいの力は十分にありそう。
ただし(繰り返しになるが)本番を勝ち切れるほどの力はまだ見せて
いないので過大評価だけは避けたいところ。
レッドスパーダ
今までにも上がりの性能だけならある程度の力を見せていたのだが、
今回もその能力を十分に発揮できるような展開となったことが好走に
つながった。
したがって道中が厳しい展開になれば自然とパフォーマンスが落ちるような
気がしてならない。
フィフスペトル
この距離でも終いの持続する脚を発揮して、能力の高さはやはりここでは
1、2番争いの馬。
ただし今回は道中が緩んで楽が出来たので、距離克服とまでは言えず、
本番でこれ以上のパフォーマンスを期待するのはなかなか難しい。
サンカルロ
勝負所でも手応え十分だったが、直線に入ってから進路を確保するまでに
時間が掛かり、それがこれだけ上がりのみの勝負においては致命的だった。
それでも前が空いてからはかなり上位に迫っていて、力のあることは
証明した形。
これまでにも持久力の高さは十分に発揮しており、それに加えて終いの
脚もかなりの期待を持たせる内容で、巻き返すならこの馬。
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