2009年3月28日土曜日

マーチS展望 2009


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2008 12.4-11.4-12.2-12.7-12.4-12.6-12.5-12.4-13.0
2007 12.1-11.3-12.0-12.3-12.1-12.5-12.9-12.8-13.4
2006 12.2-11.5-12.3-12.7-12.3-12.6-12.9-11.9-13.0
2005 12.3-11.1-12.6-13.0-12.5-12.5-12.5-12.5-13.0
2004 12.9-11.5-12.9-12.9-12.5-12.8-12.7-12.2-12.6
2003 12.2-11.1-12.4-12.3-12.1-12.4-12.8-13.0-13.7
2002 12.7-11.6-12.6-12.5-12.2-12.3-12.3-12.4-12.7
2001 12.0-11.6-12.1-12.2-12.2-12.4-12.6-12.7-13.0
2000 12.5-11.5-12.3-12.1-11.9-12.0-12.2-12.4-12.8
1999 12.5-10.9-12.5-12.7-11.9-12.4-12.7-12.5-13.2

過去10年の平均ラップタイム
12.38-11.35-12.39-12.54-12.21-12.45-12.61-12.48-13.04
1.51.45




傾向
過去のラップタイムを見れば、道中がそこまで速くならずに勝負所での
切れ味を問うような展開もあるが、基本的にはスタートが速くて道中も
あまり緩まずにラストまで一定のスピードを維持するような流れが多い。

このような展開ではレース全体を通しての持続力と、ラストを粘れるような
持久力を持っていなければ厳しい。

また道中があまり緩まないためにダートとしてはかなり差しが決まっていて、
毎年直線一気という馬が1頭くらいは馬券に絡んでおり、ハンデ戦という
こともあって度々波乱を巻き起こしている。

それでも前半~道中の厳しさ故に斤量が軽くても地力の低い中途半端な馬では
なかなか好走するのは難しく、持久力というフィルターに掛けての取捨選択は
十分にできる余地はある。

好走する条件
・高い持久力&持続力を持っていること


予想
中心はさすがにエスポワールシチーになるが、ハンデを背負っての消耗戦では
100%信じきることは難しい…。
予想は地力の高さを優先して。

◎エスポワールシチー
能力はこのメンバーでは抜けた存在であり、どんな展開となっても力を
出せる器用さがある。
この先も見据えてここはしっかりと勝ち切って欲しいとは思うが。

○カフェオリンポス
上がりの速い脚は使えないが地の強さではここでも上位を争える存在。
したがって終いの時計が掛かりそうなここなら十分勝負になる。

▲アロンダイト
G1馬なのだから地力の高さは当然ここでは上位。
前走は久々で息が持たなかったのと、道中が緩んだ展開で切れ負けした
という見方もでき、1度叩いたここで一気に巻き返してもおかしくない。

注エスケーカントリー
速い前半をどのように受けるかが問題だが、道中から上がりではかなり
持続する脚を使えてラストは確実。
中途半端に捲るよりも直線勝負に賭けた方が良い結果を得られそう。

△トーセンアーチャー
道中が緩んだとしてもあまり速い脚が使えずに、それならばむしろ厳しい
流れの方が自然と良い結果になりそう。

△マコトスパルビエロ
持続力はあるのだが決め手(切れ)に欠けるために緩い展開では勝ち切れず、
逆に道中が厳しくなってもゴールを先頭で駆け抜けられるほどの持久力はない。
ここも複勝圏内がいいとこ。

△サトノコクオー
勝ち切れるところまでいけるくらいの上がりの脚を使うには道中を
緩めたい馬で、ここでは回ってくるだけになる可能性が高そう。

△キクノサリーレ
基本的には道中を緩めて勝負所での切れで勝負したい馬。
ここで終いを粘れる脚が使えるかどうか…。





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