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各競馬場のコース特徴


2009年4月29日水曜日

アンタレスS回顧 2009


レース総括
■超高速馬場での上がりの持続力勝負
■前&内枠が完全に有利な展開


アンタレスS結果
ウォータクティクス1.47.836.301-01-01-01
ワンダースピード1.48.136.205-04-05-03
ボランタス1.48.136.005-04-05-03
マコトスパルビエロ1.48.136.402-02-02-02
ダイショウジェット1.48.236.403-03-03-03

天候:曇 芝:重
上り4F:48.0 3F:36.3
前半1000m:59.8
12.4-11.0-12.0-12.3-12.1-11.7-11.8-12.0-12.5




レース詳細
前日の大雨によって勝ちタイムが49秒台は確実、もしかしたら48秒台と言われて
いたレースだったが、実際には47秒台というスーパーレコード決着。
ラップタイムはもはやダートのラップではなく、芝のレースと思って見ても
なかなか締まった流れの良いレースのようにも思えてくる…。

絶対的な速さはこのようにもの凄いものだったが、一方でラップの形のみに
注目すると例年の流れとそれ程変わらず、道中が一旦緩んだ後、上がりでは
ロングスパート気味の持続力勝負という展開だった。

結果を眺めれば前にいなければ話にならず、上位には内枠の馬がズラリと顔を
揃えるというほとんど芝の開幕週の傾向そのもののようだが、それは速い馬場に
加えて仕掛けが早くなったことで、後ろの馬が3~4コーナーで相当に脚を
使わされたことが大きかった。

今回のレースでは絶対的なスピードこそ問われたが、前&内有利という絶対的な
条件が働いたために(当然だが)結果をそのまま信用することはできない。
特に後方からの馬の巻き返しには期待したいところ。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ウォータクティクス
持ち前のスピードを活かして一人旅状態になった道中ではじっくりと
脚を溜められて、それによって勝負所では切れ味を発揮できて、
追走で脚を使わされた後続の馬とは直線での余力の差が明確だった。
スピード能力は確かに高いが、さすがにこの馬場によって助けられた
ところも大きく、もう1戦見守ってから。

ワンダースピード
元々持続力は高く、道中がそこまで締まった流れとはなっていない今回の
流れであれば好走できて当然だが、それでも勝ち馬とは絶対的なスピードの
差が大きくて、この馬場に対する適性で負けた形。
当然巻き返しは期待できるが、道中が本当に締まった流れになった場合や、
レース全体を通して一貫したラップを刻んだ場合など、まだまだ克服できて
いない流れもあるので、引き続き過大評価は禁物。

アロンダイト
この馬場で後ろからではさすがに上位は無理だったが、それでも向こう
正面から追い通しで相当に長い脚を使っているのにも関わらず、最後まで
伸びてきており、周りとの力の差がハッキリと伝わってくる内容。
復調の気配がかなり漂っており、次戦は相当に面白い存在になりそう。

メイショウトウコン
さすがに前が全く止まらない展開では厳しかったが、状態そのものは
良くなっており、たとえ良馬場であっても35秒台の脚を使って捲って
きそうな雰囲気だった。
当然巻き返しに期待して良い1頭。

アドマイヤダンク
動きを見る限り鞍上は積極的に行こうとしていたようだが、結果的に
スピードが足りずに控える形となった。
それでもラストはまずまず伸びてきているので一定の力は示しているが、
やはりこの馬場の影響は大きかったようで、次戦以降の普通の馬場で
もう1度期待してみたい。



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