レース総括 |
■例年よりも前半~道中が遅く、上がり性能が問われた |
■エスポワールシチーの今後に大いに期待 |
マーチS結果
1 | エスポワールシチー | 1.51.9 | 37.3 | 03-03-02-02 |
2 | ダイショウジェット | 1.52.1 | 37.2 | 08-07-08-04 |
3 | サトノコクオー | 1.52.1 | 37.0 | 10-10-10-09 |
4 | トーセンアーチャー | 1.52.1 | 37.0 | 11-11-10-09 |
5 | ボランタス | 1.52.2 | 37.2 | 08-09-08-09 |
天候:晴 芝:良
上り4F:49.7 3F:37.5
前半1000m:62.2
12.5-11.6-12.7-12.9-12.5-12.2-12.2-12.5-12.8
レース詳細
ラップタイムを見れば、例年と比べても前半~道中があまり速くならず
その後はややロングスパート気味の持続力勝負だったことが分かる。
つまりいつものマーチS以上に上がりの性能が問われた訳で、切れは
なくても地が強く、本来はここでの持久力勝負でこそ活躍が期待された
ような馬の台頭は結局見られなかった。
また道中自体はそこまで厳しくなかったので極端に控えた馬では厳し
かったが、仕掛けが早く長い脚を問われたために基本的には中団に
控えた馬が有利だったと言える。
そんな流れの中、終始3番手から勝負所でもしっかりと動いていって
直線でも他馬を寄せ付けなかったエスポワールシチーが改めて能力の
高さを証明し、ハンデも背負っていることも考えたらこのレース自体
完全に「1頭とその他」という構図になってしまった。
当然この先ダート界を引っ張っていくことは間違いのないところ。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
エスポワールシチー
ハンデ戦であっても難なく勝ちきってしまったことでこの先が非常に
楽しみであることは間違いなく、とにかくここでは力が違っていた。
まだまだ4歳でこれから秋にかけてますます力をつけて、本当の意味での
世代交代を実現して欲しい。
アロンダイト
いくらG1馬とは言え、長期休養を挟んでここまで背負わされるのは
かわいそうすぎるが、それ以上に今回は例年よりもペースが上がら
なかった流れを後方からという条件となってしまい、持ち前の持久力が
全く発揮できなかった。
当然この結果は度外視できるし、前走よりも馬体的に明らかな前進も
見られたので、次戦以降での巻き返しは十分期待できる。
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