レース総括 |
■ゆったりとしたスタートからその後は淀みなく流れた |
■何よりも末脚の持続力が問われた |
京王杯SC結果
1 | スズカコーズウェイ | 1.20.6 | 33.7 | 06-07 |
2 | トウショウカレッジ | 1.20.6 | 33.5 | 09-09 |
3 | ファリダット | 1.20.7 | 33.4 | 12-13 |
4 | タマモホットプレイ | 1.20.8 | 34.2 | 04-03 |
5 | タケミカヅチ | 1.20.9 | 33.3 | 17-17 |
6 | イースター | 1.20.9 | 34.0 | 06-07 |
7 | スマイルジャック | 1.20.9 | 33.7 | 12-13 |
天候:曇 芝:良
上り4F:45.5 3F:34.2
前半3F:35.1
12.8-11.2-11.1-11.3-11.0-11.3-11.9
レース詳細
ラップタイムを見れば前半はこのレースとしては遅くなり、その後は
全く緩むことのない淀みない流れとなった。
今回のレースでは前半がゆったりとした流れになったことから例年よりは
持久力が問われることがなく、それよりも末脚の持続力が重要だった。
脚質は基本的には前半でしっかりと脚を溜められた差し馬が有利だったが、
やはり持続力に優れたタイプでなければ厳しかったし、逆にある程度好位に
つけた馬でも持続力さえあれば上位に残ることも可能な展開だった。
またレースレベルに関しては決して低いものではなかったが、今後につながるか
どうかという1点に絞って考えれば、より前半が速くなりそのスピードへの
対応力が問われるスプリント戦とはかけ離れた展開だったし、マイル戦に必要な
より切れ味が問われ勝負所でギアチェンジする能力も問われなかったことから
(1400mのG1でも創設されない限り)なかなか今後への期待はしづらい…。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
スズカコーズウェイ
他の好走馬に比べてスムーズにレースを進められたことも大きいが、ラストの
持続力に関してはなかなか良いものを持っていてこの先も期待できそう。
ただし前半がゆったりと流れたことから十分な持久力を示したとは言えず、
その点に関してはもう1戦見守りたい。
トウショウカレッジ
持続力に関しては問題ないので、この流れでは当然のように上位に浮上したが、
直線で進路確保に時間が掛かったためにあと一歩で勝ちを逃した形。
したがって今回に関しては勝ちに等しい内容だったが、上記したように
この結果が直接今後につながるとは考えづらくG1まではさすがに期待できない。
ファリダット
前半がゆったりと流れたためか掛かり気味だったが、それでも最内を突いて
ここを凌ぎ切れなかったのは少し物足りない印象が残る。
折り合いもしくは持続力にあと1歩前進が見られないことには大きいところを
勝ち切るにはもう少し時間が掛かりそう。
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