レース総括 |
■前半ミドルペースから上がりの速い展開 |
■スピード持続力勝負 |
CBC賞結果
1 | プレミアムボックス | 1.08.0 | 33.1 | 14-14 |
2 | エイシンタイガー | 1.08.0 | 33.9 | 03-03 |
3 | スピニングノアール | 1.08.1 | 33.5 | 11-11 |
4 | ソルジャーズソング | 1.08.1 | 33.5 | 11-11 |
5 | アーバンストリート | 1.08.2 | 33.1 | 17-16 |
天候:晴 芝:良
上り4F:45.5 3F:34.3
前半3F:33.7
12.0-10.5-11.2-11.2-11.5-11.6
レース詳細
ラップタイムを見れば、前半は平均的なペースで、その後は3~4コーナーが
ほとんど緩まなかったのにも関わらず最後まで全くと言っていい程スピードが
落ちないような流れだったことが分かる。
ただし馬場がある程度速い状態だったことを考慮すれば、前半が少しゆったり
とした流れから、ラストのスピード持続力勝負というのが実際のところで、
基本的には上がりの性能の高い馬が上位にきた形。
そうなれば当然(上がりの脚を持っているのは差し馬に多いわけだから)
後ろからの馬に有利だったと言えるのだが、上記したように道中で全く息の
入らない展開になったこともその後押しになっていて、先行馬にはかなり
厳しいレースだった。
したがってここで最も価値が高そうなのは(軽ハンデだったとはいえ)3歳馬
ながら先行して2着まで粘った(伸びた)エイシンタイガーであって、逆に
その周りの後方から進めて好走した馬たちは割り引いて考えたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
プレミアムボックス
切れに切れた形で波乱を演出したが、実際の内容は春雷Sのパフォーマンスを
踏襲したようなもので、その切れ味は優れていることは認めるものの、もっと
持久力を試されるような流れでは厳しくなりそうなイメージが拭えない。
エイシンタイガー
さすがにここまで出来たのは斤量によるところが大きいが、それでもそれを
考慮してもかなり高いパフォーマンスだった。
3歳の今の時点でこの程度の展開をこなせるとなると、これは秋以降の活躍を
どうしても期待してしまう。
それと同時に今の古馬たちがこの世代に圧倒される可能性を感じてしまう…。
ソルジャーズソング
結果についてはスタートで少し後手を踏んだことが全て。
それでも積極的に行こうとしていたことは見て取れて、その選択を(しようと)
した鞍上はさすがといったところ。
位置取りが後ろになってラストがこれだけのスピード勝負になってしまえば、
元々速い脚が売りの馬ではないだけに厳しくなって当然で、むしろこの馬と
しては目一杯の上がりを示していて内容は悪くない。
厳しい流れで地力が問われるような適鞍での巻き返しに期待したい。
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