レース総括 |
■前半が遅くなり、完全な上がり勝負 |
■切れ&持続力が問われた |
七夕賞結果
1 | ミヤビランベリ | 2.00.2 | 35.1 | 03-05-02-04 |
2 | アルコセニョーラ | 2.00.3 | 34.6 | 10-15-12-14 |
3 | ホッコーパドゥシャ | 2.00.3 | 34.8 | 08-10-09-11 |
4 | トウショウシロッコ | 2.00.3 | 35.0 | 06-05-04-04 |
5 | デストラメンテ | 2.00.4 | 34.9 | 05-07-09-11 |
6 | グラスボンバー | 2.00.5 | 35.2 | 10-02-04-01 |
7 | シャドウゲイト | 2.00.5 | 35.3 | 06-07-04-04 |
天候:曇 芝:良
上り4F:47.1 3F:35.3
前半1000m:61.1
12.5-11.5-12.2-12.3-12.6-12.0-11.8-11.7-11.3-12.3
レース詳細
グラスボンバーの思い切った動きなど、観ている側としてはなかなか面白い
レースだったが、レースはこの舞台ではありえないくらいの後傾になった。
(確かにこのメンバーならそれほど速くはならないとは思ったがここまで
緩い流れになるとは…)
実際に今回のラップタイムを過去の平均と比べると、前半のスピードが
なかなか上がらずに、1~2コーナーをきっかけにして一段とラップが
落ちて相当に緩い流れとなっている。
その後向こう正面で何とかスピードアップしたが、形としては完全に
上がり勝負という展開だった。
今回くらい前半が遅くなれば、問われる持久力も大したことがなく、
前半の速さへの対応に問題がある馬でも十分に勝負になった。
さらに直線を向いたところで一気に加速していることから、普段なら
問われない切れ味も多少は問われたはずで、後半が多少ロングスパート
気味になったことで、道中~上がりの持続力だけは何とか問われたという
点を除けば、例年の七夕賞とは全く別のレースだった。
したがって今回は上がりの性能こそ一応試されたものの、持久力の裏づけには
全くならないので、レースレベル自体も高いとは言えず、この先につながるか
どうかと言ったら疑問を持たざるを得ない。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ミヤビランベリ
この展開でも唯一評価できるのはこの馬だろう。
切れがそれほどなく、さらに4コーナーで外に振られたことで先頭に
立つまでに時間は掛かったが、やはりこの馬の持続力は相当なもので
この斤量を背負っても最後はきっちり勝ち切って見せた。
この結果からも実力的に頭1つ抜けているのは確実で、この先も持続力
勝負となりそうな舞台では十分に活躍できる。
(タイプ的にサマー2000を狙うのであれば次は小倉か札幌が良さそうで、
逆に新潟に出てくるようなら多少は割り引いて考えたい)
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