レース総括 |
■前半やや速く、道中~上がりのロングスパート持続力勝負 |
■ラストは持久力も問われた |
小倉記念結果
1 | ダンスアジョイ | 1.58.3 | 35.2 | 18-16-08-11 |
2 | ホッコーパドゥシャ | 1.58.3 | 35.2 | 09-11-08-08 |
3 | クラウンプリンセス | 1.58.3 | 35.4 | 06-08-06-04 |
4 | エーティーボス | 1.58.3 | 35.3 | 09-08-08-05 |
5 | エリモハリアー | 1.58.4 | 34.8 | 17-18-18-16 |
6 | マイネレーツェル | 1.58.4 | 35.1 | 13-15-13-12 |
7 | シルバーブレイズ | 1.58.4 | 35.0 | 16-16-15-13 |
8 | マストビートゥルー | 1.58.5 | 35.6 | 05-07-06-08 |
9 | ダイシンプラン | 1.58.5 | 35.4 | 12-12-08-08 |
10 | アンノルーチェ | 1.58.5 | 35.8 | 03-04-03-05 |
天候:晴 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.8
前半1000m:59.2
12.2-10.9-11.6-12.4-12.1-11.6-11.7-11.6-11.8-12.4
レース詳細
馬場を考慮してラップタイムを見れば、前半は平均よりも少し下回るくらいに
考える必要はあるものの、ある程度速い流れとなった。
その後1~2コーナーで一旦(コース形状による)スピードダウンをした後は
向正面で一気にペースが上がり、形としてはロングスパートの様相となって、
最後はややラップの落ちる形。
この展開では後半は相当に長い脚を使う必要があったためにかなりの持続力が
問われ、それに加えて前半の速さによってラストは持久力も必要だったために、
脚質的には前半で無理をしている先行馬には特に厳しく、実際に上位はほとんど
差し馬が占めた形になった。
それにしても今回は二桁着順(10着)でも先頭との差がコンマ2秒という
ある意味ハンデキャッパーの勝利とでも言えそうなレースで、メンバー的にも
レベルは決して高くない中で、なかなか面白いレースだった。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ダンスアジョイ
前半の速ささえ受け流せれば道中~上がりの持続力はかなりある馬なので
この結果は波乱でも何でもない。
ただしタイプ的には同じでもドリームジャーニー程の力がある訳もなく、
そもそもこの水準で差せる重賞はそうはないので、この先も複勝圏内まで
というレースが多くなるだろう。
ホッコーパドゥシャ
道中はしっかりと抑えて脚を溜めて、勝負所でも満を持した仕掛けで
この馬の特性を活かし切ったベストの騎乗。
(いつも同じような騎乗をする鞍上なのでそれを意識していたか
どうかは疑問だが…)
それでも最後にあと一歩が足りないのは地力の問題で、重賞を勝ち切れる
強さはないというなかなか厳しい裏付けになってしまった感。
ダイシンプラン
今回は前半の位置取りも、勝負所である程度積極的に押し上げていった内容も、
この馬の特性を考えたら(終始外々回したところを除けば)ベストに近い騎乗
だと言えて、それでもラストが止まるのであればそれはもう持久力の問題。
距離短縮での巻き返しに期待したい。
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