レース総括 |
■ミドルペースから道中が緩んで上がり勝負 |
■勝負所での切れ&末脚の持続力が問われた |
関屋記念結果
1 | スマイルジャック | 1.32.7 | 32.5 | 12-14 |
2 | ヒカルオオゾラ | 1.32.9 | 32.7 | 15-15 |
3 | マイネルスケルツィ | 1.33.2 | 34.0 | 02-02 |
4 | キャプテントゥーレ | 1.33.2 | 33.8 | 02-03 |
5 | キャプテンベガ | 1.33.3 | 33.5 | 10-09 |
6 | トーホウレーサー | 1.33.3 | 33.9 | 04-04 |
7 | ライブコンサート | 1.33.4 | 33.4 | 12-12 |
8 | タマモナイスプレイ | 1.33.4 | 33.6 | 07-07 |
天候:雨 芝:稍重
上り4F:45.8 3F:33.7
前半4F:46.9
12.2-10.8-11.6-12.3-12.1-11.3-10.7-11.7
レース詳細
ラップタイムを見ると前半は例年並のミドルペース、道中は完全に緩んで、
このレースらしく上がりはかなり速い形。
とにかく今回の特徴は道中の遅さで、勝負所ではかなりの切れが必要だった。
またこの展開ではラストの切れを活かすために、道中で(無駄に動かずに)
如何に脚を溜められるかが重要となるため、騎手のタイプ(積極的、消極的)
による部分も大きかったと言える。
今回のレースでは切れと末の持続力という点ではある程度信頼できるが、
持久力に関してはほとんど問われなかったため、この先の大きいところに
つながるかどうかという点では疑問が残る一戦ではあった。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
スマイルジャック
直線までじっくりと脚を溜めて終いの切れを活かし切った形で、
このレースのみに限定すればベストの騎乗だった。
この馬自身に関しては位置取りこそ違えど、マイラーズCの時の内容を
踏襲したようなものなので何も目新しいことはないが、逆に言えば道中が
厳しい流れではまだ結果を残しておらず、次戦以降の持久力が問われる
舞台で人気するようなら逆に狙い目(切り捨てられる)になりそう。
キャプテントゥーレ
長期休養明けだったので、道中が緩んで持久力が問われなかったのは
かなり有利に働いた。
元々切れ味勝負は得意ではあるが、それでもこれだけの間隔を空けての
結果なので、やはりそこは皐月賞馬だけに侮ってはいけない存在らしい…。
1度叩いて、次はもう少し地力の問われる舞台でのパフォーマンスに
注目したい。
マイネルレーニア
傍から見ている立場からはなぜ道中を緩めたのかと思ってしまうが、
やはりこの舞台では(分かっていても)積極的に攻めて淀みない展開に
持ち込むのは、なかなか出来ることではないのかもしれない。
適鞍での巻き返しに期待。
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