レース総括 |
■前半~道中がかなり遅く、完全な上がり勝負 |
■持久力不問、切れ味勝負 |
新潟記念結果
1 | ホッコーパドゥシャ | 1.59.6 | 33.0 | 06-07 |
2 | サンライズベガ | 1.59.6 | 33.3 | 02-03 |
3 | メイショウレガーロ | 1.59.7 | 33.6 | 01-01 |
4 | エアシェイディ | 1.59.7 | 32.7 | 15-16 |
5 | アルコセニョーラ | 1.59.7 | 33.0 | 09-08 |
6 | セラフィックロンプ | 1.59.7 | 33.2 | 05-05 |
7 | ダンスアジョイ | 1.59.8 | 33.2 | 12-08 |
8 | レオマイスター | 1.59.8 | 33.4 | 06-05 |
9 | マルカシェンク | 1.59.8 | 32.9 | 15-13 |
天候:曇 芝:良
上り4F:45.2 3F:33.5
前半1000m:61.8
13.1-11.4-12.1-12.2-13.0-12.6-11.7-10.9-10.4-12.2
レース詳細
ラップタイムを見れば前半~道中が相当に遅くなり、完全な直線勝負という形。
確かにこのコースでこの展開はあり得るのだが、それでも道中に関しては
過去に例を見ない程の緩い流れで、コース改修後9年目の開催で初めて上がりが
33秒台を記録した。
当然この流れでは持久力などほとんど問われることがなく、単純に切れ味と
位置取りのみの勝負だったと言える。
また今回結果を見て気づくのはコンマ5秒以内に15頭、1秒以内に全頭が
収まってしまうほどの接戦となっていることで、同じ距離のハンデ戦としては
小倉記念に引き続きまたもハンデキャッパーの勝利とでも言えそうなレースと
なっている。
ただし今回の場合は小倉記念に比べて展開面での助けという部分があまりにも
大きくて、例えハンデを考慮しても各馬の実力差がこの程度とはとても思えず、
必ずしも本来の実力を反映していない。
したがって切れ味などの限定的な要素を除けば、この先には全くつながらない
レースだったと言っていいだろう。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ホッコーパドゥシャ
初重賞制覇となったわけだが、この展開である程度好位からというものなので
高い評価はどうしてもできない。
したがってここは次戦への期待というよりも警戒という感覚。
エアシェイディ
今回唯一しっかりと評価できそうなのはこの馬。
とにかくこの展開でトップハンデを背負い、最後方に近いところから直線だけで
先頭からコンマ1秒まで迫ったのは評価できるし、並みではない地脚の強さを
発揮した内容。
実力的には元々ここでは上の存在だが、これで今年の秋もある程度良い状態で
臨めるのではないか。
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