レース総括 |
■前半やや速く、道中が緩んでの上がり勝負 |
■切れが問われた |
ファンタジーS結果
1 | タガノエリザベート | 1.21.2 | 33.5 | 16-16 |
2 | ベストクルーズ | 1.21.3 | 34.2 | 05-05 |
3 | グレナディーン | 1.21.5 | 34.8 | 02-02 |
4 | ラナンキュラス | 1.21.6 | 34.8 | 03-03 |
5 | ユメノキラメキ | 1.21.7 | 35.2 | 01-01 |
天候:晴 芝:良
上り4F:46.7 3F:34.7
前半4F:46.5
12.2-10.7-11.6-12.0-11.9-11.3-11.5
レース詳細
ラップタイムを見ると、前半は例年と比べても少し速くなって、逆に道中は
一旦しっかりと緩む展開、直線に入って一気に加速して、そのまま終いまで
速いスピードを維持する形。
今回の特徴はまずは前半の速さで、先頭に近いところに位置していた馬に
とってはその部分で脚を使っているため、終いではある程度の持久力が
問われることになった。
またそれよりも後ろに位置していた馬にとっては、単純にミドルペース~
緩い道中~上がり勝負という展開だと考えてよく、そうなれば当然勝負所での
切れが物を言った。
この流れではとにかく道中の緩い部分で脚を使わないことが重要になるので、
脚質的には、速い前半を受け流せる程度の好位の馬と、勝負所までしっかりと
脚を溜めて終いでの切れを遺憾なく発揮した差し~追い込み馬あたりが有利
だったと言える。
今回は1、2着馬の切れも、前半で無理をしてもしっかりと掲示板を確保した
3~5着馬の地力もともに一定の評価は出来るが、それでも道中がこの展開だと
レース自体はこの先につながるとは積極的には言いづらいところがある。
ただし(持久力の面ではともかく)展開的にはマイルに近いような形だったので
その流れにピッタリ対応した1、2着馬は、適性面ではG1でも合っていそうな
イメージはある。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
タガノエリザベート
上記したように持久力の面ではまだまだだが、それでもこの切れ味だけは
評価しない訳にはいかないだろう。
あとはどの程度まで道中を耐えられるかを注意深く見守りたい。
ベストクルーズ
展開的には恵まれたところは否めないが、それでも速い前半に多少なりとも
引っ張られているはずなので、決め手の部分だけでなく、ある程度の地力も
備えているように思う。
したがって総合力という点では他馬を一歩リードしている感はある。
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