レース総括 |
■前半が相当に速くなり、上がりがある程度掛かる形 |
■持久力&持続力が問われた |
福島記念結果
1 | サニーサンデー | 1.58.6 | 36.3 | 02-02-02-02 |
2 | トウショウシロッコ | 1.58.6 | 35.6 | 10-10-09-07 |
3 | トーセンクラウン | 1.58.8 | 35.7 | 14-14-12-07 |
4 | デストラメンテ | 1.58.9 | 36.1 | 08-07-05-03 |
5 | サクラオリオン | 1.59.1 | 36.3 | 09-09-05-07 |
6 | トーセンキャプテン | 1.59.1 | 36.0 | 13-12-12-12 |
7 | レッツゴーキリシマ | 1.59.1 | 36.9 | 01-01-01-01 |
8 | リクエストソング | 1.59.1 | 36.1 | 10-10-09-07 |
天候:曇 芝:良
上り4F:48.8 3F:36.4
前後半:57.5-61.1
11.8-11.1-11.1-11.6-11.9-12.3-12.4-12.4-11.6-12.4
レース詳細
ラップタイムを見れば、前半がかなり速くなり、向こう正面までなかなか
ペースが落ちない展開、その後は例年とは逆に3コーナーで流れが落ち着いて
4コーナーから一気に加速という形。
今回に関してはやはりレッツゴーキリシマの暴走に近い逃げに尽きて、それに
よって相当に前半に傾いたレース展開になり、当然のようにかなりの持久力が
問われることとなった。
とにかく前後半のタイム差が3.6秒という極端なハイペースだけに、脚質に
関しても、速い前半を少しでも受け流せる後ろの馬に有利だったと言える。
ただし隊列自体はそこまで長い形ではなく、後続もある程度引っ張られていて、
決して道中で楽が出来た訳ではなかったので、差し馬でもレースを通しての
持続力がなければ厳しい展開だった。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
サニーサンデー
軽ハンデだったとは言え、上位は前半の速さを受け流せたポジョションに
いた馬が多くを占め、好位の馬はほとんど潰れている中で、終始2番手から
押し切った内容は評価できる。
ラジオNIKKEI賞の段階でレースを通した持続力は示していたが、その水準は
さすがにこことは開きがあるので、夏を越して明らかなレベルアップがあった
ように思う。
この馬の場合、持久力&持続力に関してはおそらくかなり高いものを持って
いるが、その履歴からは明らかに切れ(決め手)という点で問題がある。
したがってこの先の活躍のためには、場合によっては自ら展開を作り、自分の
土俵に持っていく、ということが必要になりそう。
そういった意味ではこの吉田隼Jとのコンビはかなりプラスになるはずで、
人馬ともにしばらく注目しておきたい。
サクラオリオン
斤量、終始外目を回ることになったこと、速い流れを少し追いかけ過ぎたこと、
おそらく敗因は1つには決められないが、それでも掲示板だけはしっかり確保
している点で一定の地力は示した形。
まだまだこの先も適鞍では積極的に狙ってみたい。
レッツゴーキリシマ
あそこまで頑張って逃げる必要があったのかかなり疑問…。
同じようなハイペース戦だった中京記念と比較しても、前半は同じ程度で、
道中はその時の水準を上回る速さ、鞍上がどう考えていたのか本当に謎…。
馬の方に関しては、この内容でも終いでは大きく崩れていないということが、
逆に地力の高さの証明になっていて、すぐにでも巻き返せそうな雰囲気。
次戦でのパフォーマンスには特に注意しておきたい。
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