レース総括 |
■前半がやや遅くなり、後半のスピード勝負 |
■持続力が問われた |
スワンS結果
1 | キンシャサノキセキ | 1.20.3 | 33.9 | 04-03 |
2 | アーリーロブスト | 1.20.3 | 34.1 | 02-02 |
3 | マルカフェニックス | 1.20.4 | 33.4 | 10-09 |
4 | ショウナンカザン | 1.20.5 | 34.1 | 04-03 |
5 | スズカコーズウェイ | 1.20.7 | 34.1 | 06-06 |
天候:晴 芝:良
上り4F:45.6 3F:34.2
前半4F:46.1
12.4-10.8-11.5-11.4-11.1-11.4-11.7
レース詳細
ラップタイムを見ると、例年に比べて前半が少し遅くて、後半が速い形。
今回は展開の比重が後半に傾いたことで、脚質的には前の馬に向いたものの、
4F目(下り坂)は例年通りある程度速く流れていて、適性面に関しては
基本的な部分は変わっていない。
したがってまずはレースを通した持続力が何よりも必要となり、それに加えて
上がりの速い展開ということで、勝負所での切れ味が多少必要になった。
今回の場合、スピード持続力という適性と位置取りによってほとんど着順が
決まってしまったようなもので、持久力に関してはあまり問われなかったため、
レース自体がこの先につながるかを考えたら少し疑問は残る。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
キンシャサノキセキ
元々の実力と適性を考えたら順当な結果だが、このくらい楽な展開であれば
もう少し突き抜けてもよかったような気もしないでもない。
そう考えると多少の衰えを疑った方がいいのかもしれず、この先の扱いには
注意しておく必要がありそう。
アーリーロブスト
新馬戦まで遡っても、基本的に道中を緩めることで結果を出せていた馬で、
個人的に今回の予想で真っ先に切ったのがこの馬とタマモホットプレイ
だったので、この結果には恐れ入った。
好走の要因を探ってみると、今回この距離は初めてで、今までマイル以上、
特に中距離を中心に使われていたのだから、上記の適性面の問題に関しても
距離が長かったから(それをごまかすために)道中を緩めざるを得なくて、
今回は適距離に戻ったことで"本来の"持続力が発揮できた…と考えれば何とか
こじつけられなくもない。
仮にその理由が正しかったとしても、今回の展開ではしっかりと地力が反映
されたとは言えないので、どちらにしてももう1戦見守りたい。
マルカフェニックス
適性面はもちろん問題なかったが、例年以上にスピードが問われる(得意とは
言えない)流れを、ある程度後ろのポジションからここまで差してこれたのは
評価出来て、この馬に関しては次戦に向けてもかなり期待できる内容だった。
それでも(行くのかどうかは知らないが)マイル戦では持久力の面で足りなく
なるおそれもあって、タイトルを獲るところまではなかなか厳しそう。
(阪神Cならもちろん軸候補だが…1400mのG1でも出来れば…)
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