2009年12月15日火曜日

カペラS回顧 2009


レース総括
■この舞台としては遅い前半から、後半は一定のスピードを維持する形
■スピード持続力が問われた


カペラS結果
ミリオンディスク1.09.6 35.7 04-05
ダイワディライト1.09.6 35.9 02-02
グランドラッチ1.09.7 35.8 04-03
アウトクラトール1.10.0 36.2 03-03
アイルラヴァゲイン1.10.1 36.5 01-01

天候:曇 芝:重
上り4F:47.1 3F:36.0
前半3F:33.6
12.1-10.4-11.1-12.0-11.8-12.2




レース詳細
ラップタイムを見れば、前半はそれなりに速い流れから、4F目以降はほぼ
一定のスピードを維持する形。

形としてはさすがに前傾のレースではあったが、その水準は500万クラスまで
含めたコース平均は上回っているものの、OPの平均はやや下回り、重馬場で
行われた重賞ということを考えたら、かなりゆったりしていた印象が強い。

この流れでラップが最後まで落ちない形なら、当然先行馬有利となり、結果を
見れば、上位は見事に前から進めた馬で占められている。
とにかく今回は差し馬の出る幕は全くなかった。

したがってこの先に向けては、まずは差し届かなかった馬の巻き返しに期待
しつつ、(このレースのみによる)先行馬の課題評価は避けたいところ。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ミリオンディスク
終始ダイワディライトの真後ろにピッタリとつけて、半歩遅らせた仕掛けから
ラスト1Fだけで交わしたという内容。
明らかに有利な形で、それでもタイム差なしのクビ差までなら、やはり基本的には
相手の方を上に見ておきたい。

ダイワディライト
どちらかと言うと、速いペースから持久力で粘る形の方がパフォーマンス的に
高いものを発揮している馬なので、勝ち馬との差は単純に上がりのスピード
という部分だけ。
むしろどんな展開でも崩れないという点で改めて地力の高さが窺える内容で、
当然この先も期待できる。
(この路線のレースがもっと充実して欲しいところだが…)


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