過去のラップタイムは以下の通り。
2008 12.1-10.0-10.6-11.5-12.0-12.5(32.7-36.0)
傾向
今年でまだ2回目の開催だが、とりあえず昨年のラップタイムを見てみれば、
前半が相当に速くなって、その後はほとんど一直線にラップが落ちていく形。
重馬場のレコード決着だったこととG3という格による水準の違いを除けば、
形的にはコース平均とほとんど変わらないものになっていて、ハイペースからの
持久力勝負という展開を基本に考えておけば良さそう。
脚質的には、完全な前傾レースが想定される以上、基本的には前半のスピードを
受け流せる差し馬が圧倒的に有利だと言えるが、それでもある程度引っ張られる
のは間違いないので、ハイペース耐性の裏付けだけは取っておきたい。
好走の条件
・高い持久力を持っていること
予想
◎ワンダーポデリオ
前走の内容はかなり強くて、ここに来ての調子の良さが窺える。
1400m中心の馬ではあるが、ハイペースもある程度こなしているし、
距離短縮でこの舞台では最も恵まれやすい後方からの競馬になると思われ、
逆にスタミナを活かせる形から突き抜ける可能性は十分。
○スリーアベニュー
ペースを選ばず、常にしっかりとした脚を使える馬。
叩き3走目の走り頃で、前走から一気に斤量が軽くなり、展開も向く。
今まで幾度となく結果を出してきたこの舞台ではどうしても狙いたくなる。
▲ダイワディライト
ハイペースへの対応は同舞台の千葉Sで証明済み。
その時の内容が厳しい流れを好位からしっかりと粘っての2着というかなり
ハイレベルなもので、ここでも信頼度は高い。
ただし実際に勝ち切れるかどうかを考えると、脚質的に何かしらに差される
可能性がどうしても捨て切れない。
注ガブリン
同舞台のハイペース戦となった千葉Sでダイワディライトを破っている履歴を
持っていて、ここへの適性はかなり高いものがある。
問題は状態だけで、叩き3走目である程度上向いていれば十分上位争い可能。
△ワイルドワンダー
今更になって初距離のスプリント戦というのでは、さすがにハイペース耐性の
裏付けは取れないが、持久力という点ではこのメンバー相手ならやはり上の
存在なので、ハイペースからのスタミナ勝負を後方から差してくるイメージは
湧かないこともない。
△ミリオンディスク
ハイペース耐性は十分に持っていてここでもある程度やれるとは思うが、
脚質的にこの舞台でダイワディライトを破れるイメージが全く湧かず、
それならばその可能性がある差し馬の方を選びたい感覚。
△ビクトリーテツニー
昨年の勝ち馬なだけに当然舞台&展開は合うはず。
それでも休養明けでのハイペース戦というのはどうしても信用できない条件。
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