2010年1月30日土曜日

東京新聞杯展望 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009 12.5-11.0-11.5-12.2-12.2-12.2-12.4-12.9
2008 12.4-11.0-11.6-11.5-11.2-11.5-11.7-11.9
2007 12.5-10.8-11.5-11.7-11.8-11.3-11.1-12.0
2006 12.7-11.4-11.6-11.7-11.7-11.2-11.4-12.0
2005 12.8-11.1-12.0-12.0-11.9-11.0-11.2-11.7
2004 12.6-10.8-11.7-11.9-12.0-11.2-11.4-11.4

過去6年の平均ラップタイム
12.58-11.02-11.65-11.83-11.80-11.40-11.53-11.98
1.33.80




傾向
ラップタイムを見れば、前半はミドルペース、道中は極端には緩まないものの
一旦落ち着き、その後ラスト3Fから加速して最後はラップが少し落ちる形。

ここでは前半~道中でそこまで楽を出来る訳ではないので、一定以上の持久力が
問われるのは確かだが、基本的には決め手が問われる舞台だと考えてよく、特に
上がりでの持続力が重要になる。

脚質的にも、長い脚が必要ということで差しがよく決まっている印象が強くて、
他の馬を差し置いて突き抜けられるようなタイプは特に注意しておきたい。

ただ1つ気になるのは、ここ2年は少し前半or道中が厳しい展開になっている
ことで、それが単純にメンバー構成によるものなのか、それとも傾向が変わって
きたということなのか、その点は注意深く見守りたいところ。


好走する条件
・末脚の持続力が必要


予想
マイネルファルケが比較的楽に先手を取れそうで、そこまで速くなるとは
思えないが、鞍上が藤田Jに乗り替わっているので、道中があまり緩い展開
というのは考えづらい。
したがって基本的には決め手を重視したいところだが、ある程度締まった形の
道中に耐えられるという裏付けは欲しいイメージ。

◎トライアンフマーチ
基本的にはハイペース戦で持久力を活かして差すという形がベストで、あまり
決め手ということに関しては信頼は置きづらいが、鞍上がルメールJなので
極端に後方からという競馬にはならないだろうし、ある程度押し上げていく形で
地力を発揮できる騎乗であれば十分勝ち負けできる器。

○エーシンフォワード
基本的には道中である程度引っ張られて、そこから止まらない脚を繰り出す
というタイプなので、このコースでは微妙な気もするのだが、開幕馬場で展開が
(通常よりも)フラット気味になりやすいという点と、マイネルファルケを
目標にして抜け出しをはかるイメージは湧くだけに、十分期待はできそう。

▲キャプテンベガ
地力が高く、ある程度引っ張られてこその馬ではあるが、溜めたら溜めたで
しっかりとした決め手も発揮できる。
展開的にあまり後方からだと厳しいかもしれないが、積極的な鞍上に乗り
替わったことで中団あたりから進められれば、普通に上位争いはしてきそう。

注レッドスパーダ
決め手に関しては少し不安があるが、マイネルファルケの直後を自身のペースを
しっかり保った形で進められれば、持ち前の持続力を発揮してある程度上位に
残れる可能性は十分。

△マイネルファルケ
実力は十分だが、決め手という点ではやはり不安があり、このメンバー相手に
東京の直線を押し切れるイメージは湧かない。
それでも自らの展開には持ち込めるだろうからある程度上位にはいそう。

△アブソリュート
ある程度溜められた時の決め手に関してはメンバー屈指の存在ではあるが、
使える脚が多少限定的なイメージがあって、開幕馬場で存分に溜めていたら
前には届かないだろうし、道中で削られそうな懸念はある。

△ライブコンサート
地力は高い馬だが、マイネルファルケ単独でこの馬が望むレベルのハイペースに
なるとはとても思えず、この鞍上とのコンビでは積極策も期待できそうもなく、
現状ではこれ以上の評価は無理。開幕馬場も疑問。






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