2010年2月27日土曜日

アーリントンC展望 2010


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2009 12.7-10.8-11.3-12.0-12.4-12.1-11.8-12.5
2008 12.8-11.0-11.4-11.5-11.7-11.7-11.3-13.2
2007 12.6-11.4-11.5-11.5-11.9-11.3-11.5-12.2

過去3年のラップタイム




傾向
改修後まだ3回の開催だがラップタイムを見てみると、2009年は速い前半から
後半は少し時計の掛かる形、2007-2008年はレースを通して速いスピードを
維持する形。

阪神1600mは、基本的にはラスト3Fの決め手勝負という形が多いコースだが、
このレースに限れば前半の比重がかなり大きくなっていて、これは若駒の
レースだけに短距離馬が紛れ込んでいることや、開幕週の馬場状態によるもの
だと考えられる。

したがってここでは(コース設定からイメージされる)切れというよりも、
速い流れからも余力を残せるだけの持久力と、スピードの持続力を持って
いることが重要となり、尚且つ開幕週なので好位から押し切れるタイプが
狙い目になりそう。


好走する条件
・一定の持久力が必要
・スピード持続力を持っていること


予想
メンバー的にそれほど速くなるとは思えないが、開幕馬場でのスロー逃げを
他の騎手が放っておくことはあり得ないので、どちらにしても持続勝負よりに
傾くイメージだけは持っておきたい。

◎ニシノメイゲツ
決め手にはハッキリ欠けるのである程度引っ張られてこその馬ではあるが、
持久力&持続力に関してはこのメンバーならある程度威張れる存在。
積極的な騎乗であれば。

○シゲルモトナリ
スプリント戦を使っているときから一定のスピードを持続するレース振りで、
あまり瞬間的な切れを感じないあたりも含めてこの舞台には合っていそう。
前走くらいの積極策を取れれば面白い存在。

▲ザタイキ
走法などを見ても、道中のスピードが上がって良いタイプとは思わないので
これ以上の評価は避けておきたいが、ある程度前につけられることと、一応
底を見せていないことを考えれば、ここまで手薄のメンバー構成なら普通に
勝ち負けするのかもしれない。

注コスモセンサー
好位からスピードを持続するというタイプでここのイメージには合っているが、
京王杯2歳Sを見る限り、この舞台で最後まで伸び切れるかどうかを考えると
少し疑問は残る。状態とペース次第。

△キョウエイアシュラ
終いのスピードで強調できないのでなかなか開幕馬場では厳しいと思うが、
レースがある程度前に偏った展開になれば自然と浮上してくるタイプ。
乗り替わりで多少でも前につけられるようなら。

×マカニビスティー・モエレデフィニット
ダートということを無視して、単純に前走のパフォーマンスで考えれば、
このメンバー相手ならある程度上位の扱いにはなるが…。





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