過去のラップタイムを調べると以下の通り。
2009 12.3-11.7-11.8-12.7-12.5-12.5-11.8-11.0-11.7
2008 12.7-11.0-11.3-12.1-11.9-11.7-11.8-11.3-12.2
2007 12.6-10.8-11.4-13.0-13.0-12.7-11.5-11.0-12.0
過去3年のラップタイム
傾向
改修後まだ3回の開催ではあるがラップタイムを見てみると、2007年は前半
速く道中がかなり緩んで上がりが再度速くなる形、2008年は前半速く道中~
上がりである程度速いスピードを維持する形、2009年は前半ミドルペースから
道中がやや緩んで上がりの速い形。
…という感じで過去3年で毎年バラバラの展開になっているが、何と言っても
2冠馬を輩出した2008年のハイレベル戦を例外視してみれば、やはりこのコース
らしく、基本は前半or道中が緩い形からの上がり勝負ということにはなりそう。
そうなれば当然、勝負所での切れとラストの3Fで持続できる末脚を併せ持って
いることが重要になり、瞬間的に切れるだけの馬やスピードで押し切るタイプの
一本調子な馬には少し注意しておく必要がありそう。
好走する条件
・切れ&持続力があること
予想
メンバー的に速い流れにはなりそうもないので、基本的には決め手と位置取りを
重視しておきたい。
◎ダノンシャンティ
ラジオNIKKEI杯ではそれなりに締まった道中からもしっかり脚を伸ばし、
前走では突き抜けるような決め手を発揮していて、ここではどんな展開に
なったとしても対応できそうで、信頼度はかなり高そう。
極端な決め手を発揮できるタイプもいるので、展開次第では勝ち切れるか
どうかは微妙だが、軸として選ぶならこの馬というイメージ。
○ザタイキ
前走はそれまでのレースとは違って道中から脚を使う展開だったが、最後まで
しっかり脚を伸ばしていて、持続力という点ではなかなかのものを示した形。
極端に速い上がりになると切れ負けする可能性も出てきそうだが、ここでは他の
有力馬よりも前から競馬が出来そうなので、位置取りによるアドバンテージを
活かすことが出来れば。
▲ルーラーシップ
あの無理矢理な末脚を発揮されたら勝ち切られても仕様がないという感覚だが、
道中の厳しさなど、今までに経験してきたレースを考えたらまだまだ本命という
気にはならない。
とりあえずスムーズな競馬が1回出来てから。
注リルダヴァル
前走・野地菊Sではまずまずの水準の道中から最後まで全く落ちない末脚を
使っていて、決め手だけを考えたら本来なら本命で仕方ないレベル。
ただ状態面はさすがに気になるので、(休み明けでも好走しやすい舞台では
あるが)少し静観しておきたい感覚。
△コスモヘレノス
さすがにこの舞台では切れ負けする可能性が高く、能力的にもこのメンバー
相手だと少し厳しい。
可能性としては鞍上が積極策から締まった流れに持ち込んだ場合くらいだが、
それでも凌ぎ切れるかどうか…。
△ミッキードリーム
道中の裏付けという意味でも足りないし、決め手勝負だとこのメンバー相手では
切れ負けする可能性は高そう。
ある程度好位から溜められた場合に残る可能性…というだけ。
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