レース総括 |
■まずまず締まった展開からのロングスパート戦 |
■持久力&持続力勝負 |
阪神大賞典結果
1 | トウカイトリック | 3.07.3 | 36.0 | 09-08-08-08 |
2 | ジャミール | 3.07.3 | 35.7 | 10-10-10-10 |
3 | メイショウベルーガ | 3.07.3 | 36.4 | 07-07-07-05 |
4 | アサクサキングス | 3.07.5 | 37.3 | 03-02-02-03 |
5 | ホクトスルタン | 3.07.7 | 37.8 | 01-01-01-01 |
天候:晴 芝:良
上り4F:49.2 3F:37.4
前中後:61.8-64.0-61.5
13.3-11.9-12.0-12.2-12.4-12.4-12.7-13.5-13.0-12.4-12.3-11.8-12.1-12.2-13.1
レース詳細
ラップタイムを見ると、スタート直後はゆったりした流れだが、道中はこの
レースとしてはまずまず締まった展開、ラスト4Fから加速して最後はかなり
ラップが落ちる形。
今回は道中の水準が少し高くなったので、当然のように一定の持久力が問われ、
さらに展開としてはロングスパートの形になったために末脚の持続力が重要な
レースだった。
ただある程度厳しい流れで結果的には実力馬が上位を占めた形だが、上位3頭に
してもラストの時計が掛かる展開で他力本願的な差しが嵌った形で、レベル的に
天皇賞につながる程の内容だったとは言いづらいところはある…。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
トウカイトリック
持久力&持続力ともに高くてこの距離ではさすがに強いが、展開的に嵌った
形で、あの出来のアサクサキングスに0.2秒差ではさすがに天皇賞で積極的に
推せるレベルとは言いづらい。
今年も掲示板までという評価が妥当な気がする。
ジャミール
持久力という点ではある程度評価できそうな内容だったが、末の持続力という
点では、(場合によっては3コーナー手前から)脚を使わされる天皇賞では
最後が厳しくなりそうな雰囲気で、直線に賭けて掲示板を狙うくらいの位置
付けが妥当なイメージ。
メイショウベルーガ
この距離でもある程度耐えられる持久力を示せたことは収穫だが、それでも
やはり道中で脚を削られていることも事実。
距離短縮で決め手を発揮できてこそという気はする。
アサクサキングス
多少前が詰まった形ではあったが、それでも切れるはずの馬が勝負所で全く主張
できていないあたりは、やはり状態面での問題は大きかったように思える。
もちろん本番を意識した仕上げだったとは思うが、持続力に問題を抱える馬では
天皇賞の舞台では難しいだけに、もったいなかった気はしてしまう…。
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