高松宮記念過去10年のラップタイム
過去のラップタイムを調べると以下の通り。
2009(ローレルゲレイロ:1.08.0)
11.9-10.3-10.9-11.5-11.4-12.0
天候:晴 芝:良
前後半:33.1-34.9
勝ち馬コーナー通過:01-01
勝ち馬前後半:33.1-34.9
2008(ファイングレイン:1.07.1)
12.0-10.4-11.0-11.0-10.9-11.8
天候:小雨 芝:良
前後半:33.4-33.7
勝ち馬コーナー通過:07-07
勝ち馬前後半:33.9-33.2
2007(スズカフェニックス:1.08.9)
12.0-10.6-11.2-11.4-11.8-11.9
天候:晴 芝:重
前後半:33.8-35.1
勝ち馬コーナー通過:07-05
勝ち馬前後半:34.3-34.6
2006(オレハマッテルゼ:1.08.0)
11.9-10.5-11.3-11.3-11.3-11.7
天候:晴 芝:良
前後半:33.7-34.3
勝ち馬コーナー通過:05-05
勝ち馬前後半:34.1-33.9
2005(アドマイヤマックス:1.08.4)
11.8-10.3-11.2-11.4-11.6-12.1
天候:晴 芝:良
前後半:33.3-35.1
勝ち馬コーナー通過:07-07
勝ち馬前後半:33.8-34.6
2004(サニングデール:1.07.9)
11.8-10.3-10.8-11.2-11.6-12.2
天候:晴 芝:良
前後半:32.9-35.0
勝ち馬コーナー通過:11-11
勝ち馬前後半:33.7-34.2
2003(ビリーヴ:1.08.1)
11.9-10.3-10.7-11.2-11.9-12.1
天候:晴 芝:良
前後半:32.9-35.2
勝ち馬コーナー通過:03-02
勝ち馬前後半:33.2-34.9
2002(ショウナンカンプ:1.08.4)
11.8-10.2-10.9-11.5-11.7-12.3
天候:晴 芝:良
前後半:32.9-35.5
勝ち馬コーナー通過:01-01
勝ち馬前後半:32.9-35.5
2001(トロットスター:1.08.4)
11.8-10.5-11.2-11.2-11.9-11.8
天候:小雨 芝:良
前後半:33.5-34.9
勝ち馬コーナー通過:09-09
勝ち馬前後半:34.2-34.2
2000(キングヘイロー:1.08.6)
11.9-10.5-10.7-11.4-11.8-12.3
天候:曇 芝:良
前後半:33.1-35.5
勝ち馬コーナー通過:07-10
勝ち馬前後半:33.7-34.9
過去10年の平均ラップタイム
11.88-10.39-10.99-11.31-11.59-12.02
1.08.18(33.26-34.92)
参考:スプリンターズS平均ラップタイム
11.92-10.29-10.87-11.27-11.60-12.26
1.08.20(33.08-35.12)
傾向
ラップタイムを見ると、さすがにスプリントG1なので前半に偏った展開には
なるが、スプリンターズSと比べてみれば少しフラットなラップになっていて、
終いまである程度のスピードを維持する形になっている。
もちろんこれは中京は前半で上り、中山は前半で下る…などコース形状による
ところが大きく、実質的な負荷としては同じ程度と言えるのかもしれないが、
それでも「耐える」ことと、実際に「速いスピードで走る」ことは違う。
したがって高松宮記念(中京1200m)では、ハイペースから単純に持久力で
粘るタイプというよりも、ある程度引っ張られてもしっかり決め手を発揮できる
タイプの方が合っていて、実際に1400~1600mでも好走できるようなスピード
持続力を備えた馬が好走することも多くなっている。
またこのことは脚質的な観点からも言えて、勝ち馬の4角での位置取りが
(過去10年で平均すると)スプリンターズS:4.0に対して、高松宮記念:5.8
となっていて、逃げ切りも高松宮記念の方が圧倒的に少なく、終いのスピードの
重要度はかなり高いと言えそう。
さらに今年の場合、開催初期の雨の影響で、おそらく主催者の想定以上の荒れ
馬場に最早なっていて、例え当日の馬場の整備に力を入れたとしても、差し馬
有利は間違いなさそうな雰囲気ではある。
好走の条件
・一定以上の持久力は必要
・スピード持続力があること
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