2010年3月4日木曜日

アーリントンC回顧 2010


レース総括
■前半遅く、完全に後半型のレース
■一定の持続力は問われた形


アーリントンC結果
コスモセンサー1.34.8 35.2 01-01
ザタイキ1.35.0 34.5 04-06
レト1.35.1 35.2 04-04
シゲルモトナリ1.35.3 35.6 02-02
フラガラッハ1.35.4 35.7 07-02

天候:晴 芝:良
上り4F:46.4 3F:35.2
前半4F:48.4
12.6-11.3-12.4-12.1-11.2-11.1-11.4-12.7




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半~道中が相当ゆったりした流れになり、ラスト4Fで
一気に加速する展開から速いスピードを刻んで、最後だけかなり落ちる形。

とにかく今回は過去3年と比べても前半の遅さが際立っていて、完全に後半型の
レースになったことで(多少渋った馬場ではあったが)開幕馬場を見方につけた
好位(&早め進出)の馬がそのまま押し切る形で上位を占めた。

またレース後半に関しては一見持続力がかなり問われるようなラップを刻んで
いるが、これだけ前半で楽が出来たとなると、例え好走出来たからと言って
単純にこのレースを裏付けとしていいかは微妙なところ。

したがって持続力の有無に関しては、(ラップの落ちた)ラスト1Fで伸びて
いるかどうかを見極めた上で、各馬毎に判断したい感覚。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

コスモセンサー
前半の楽逃げで恵まれた部分は大きいが、それでも終いの持続力という点では
なかなかのものを見せた形。
ただしペースが上がって地力が試される展開になった場合に、マイルでどこまで
やれるかは未知数で、その点は慎重に見極めたいところ。

ザタイキ
前2走は道中で楽が出来る形で、長い脚が必要な展開に関して個人的に懸念して
いたのだが、今回のレースでは(一気に加速した部分は受け流した格好だが)
最後までしっかり伸びていたという点で、一定の評価はしても良さそう。
そこは一応クリアしたと考えて、次に見極めたいのはハイペースへの対応という
点で、(この先の路線は分からないが)もしマイルでいくのなら、その点では
まだまだ疑う余地はあるだけにもう少し注意深く見守りたい感覚。

レト
早め進出から良く粘った内容で、特に持続力に関して一定の評価は出来そう。
ただしこの展開だと前半部分で十分に楽が出来ているので、現時点ではマイルを
こなしたと考えるのは少し早計にも思える。

フラガラッハ
出遅れから思いっきり捲くってからの粘り込みで掲示板を確保しているのだから
持久力&持続力に関して一定の評価はすべき内容。
この先の路線は知らないが、ニュージーランドTあたりに出てきたら面白そう。

ニシノメイゲツ
ラストまで止まっていないので持ち前の持続力は発揮しているのだが、一気の
加速についていけず、スピード負けしたという印象。
次がニュージーランドTなら見直したい。


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