桜花賞過去3年のラップタイム
2009(12.4-10.8-11.7-12.0-12.2-11.7-11.6-11.6)
1 | ブエナビスタ | 1.34.0 | 33.3 | 16-16 |
2 | レッドディザイア | 1.34.1 | 33.7 | 12-12 |
3 | ジェルミナル | 1.34.3 | 33.8 | 14-14 |
4 | ワンカラット | 1.34.4 | 34.0 | 12-12 |
5 | ルージュバンブー | 1.34.4 | 34.2 | 11-10 |
天候:晴 芝:良
前後半:46.9-47.1(-34.9)
2008(12.4-10.9-11.3-11.8-12.1-11.7-11.6-12.6)
1 | レジネッタ | 1.34.4 | 34.5 | 10-10 |
2 | エフティマイア | 1.34.5 | 35.4 | 06-06 |
3 | ソーマジック | 1.34.5 | 34.8 | 08-08 |
4 | ハートオブクィーン | 1.34.6 | 35.6 | 04-06 |
5 | リトルアマポーラ | 1.34.6 | 34.3 | 15-14 |
天候:晴 芝:良
前後半:46.4-48.0(-35.9)
2007(12.7-11.6-11.4-12.1-12.0-11.6-10.6-11.7)
1 | ダイワスカーレット | 1.33.7 | 33.6 | 03-03 |
2 | ウオッカ | 1.33.9 | 33.6 | 07-06 |
3 | カタマチボタン | 1.34.5 | 34.4 | 03-03 |
4 | ローブデコルテ | 1.34.5 | 33.5 | 13-14 |
5 | イクスキューズ | 1.34.7 | 33.5 | 15-16 |
天候:晴 芝:良
前後半:47.8-45.9(-33.9)
傾向
コース改修後3年間のラップタイムを見ると、完全な上がり勝負や終いが
崩れる形など、展開のバラつきがかなり大きいレースとなっている。
それでも道中(3~4コーナー)から勝負所に差し掛かる過程においては、
形的にも、その水準自体もほとんど同じ程度になっていて、そうなれば当然
前後半の(ペースによる)バランスという単純な構造が見えてくる。
そしてこの舞台は若駒のレースだけに毎年必ずスプリンターが紛れ込んでいて、
基本的には前半が速い形になる可能性の方が高いと言えて、そこから道中も
それなりの水準で流れることを考えれば、持久力という要素によってある程度
振るい落とされることは確か。
このように展開面だけで考えると、地力で粘るタイプの活躍がもう少し見られ
てもいいような気もするのだが、このコースではペースが速くなったとしても
「直線が長い」という意識が働き、差し馬は位置取りを気にせずに自身の
ペースを守ることに徹するため、実際にはそこまでは引っ張られない。
そうなると速い流れでも、結局のところは上がりの部分での切れと持続力に
優れた馬が力を出し切れることになり、過去の好走馬に目を向けてみても、
しっかりとした決め手を発揮した馬が上位には入っている。
したがってこのレースでは(このコースらしく)道中~上がりで発揮できる
最大パフォーマンスの高い馬がやはり中心となり、もちろん位置取りが占める
ウェイトは大きいが、上がりの性能だけはとにかく重視しておきたいイメージ。
好走する条件
・勝負所での切れ&末脚の持続力があること
・一定の持久力は必要
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