2010年4月4日日曜日

ダービー卿CT展望 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009 12.4-11.3-11.5-11.6-11.9-11.5-11.7-11.8
2008 12.7-12.0-11.3-11.8-11.8-11.6-11.3-11.7
2007 12.6-11.3-11.1-11.2-11.5-11.6-11.7-12.1
2006 12.7-11.3-11.1-11.4-11.6-11.5-11.4-11.4
2005 12.6-10.8-11.5-11.5-11.4-11.5-11.3-11.7
2004 12.4-10.8-11.0-11.0-11.7-11.7-12.3-12.5
2003 12.6-10.8-11.4-11.4-11.5-11.7-12.1-12.4
2002 12.2-11.5-10.7-11.1-11.6-11.5-11.9-11.9
2001 12.7-12.0-11.3-11.6-12.0-12.3-11.6-11.7
2000 12.6-11.1-11.4-11.3-11.5-11.6-11.7-11.8

過去10年の平均ラップタイム
12.55-11.29-11.23-11.39-11.65-11.65-11.70-11.90
1.33.36




傾向
ラップタイムを見れば、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れだが、
道中は(このコースらしく)かなり締まった展開になり、そのまま最後まで
ある程度速いスピードを維持する形。

とにかくこの舞台では道中が緩むということはまず考えられず、全体として
フラットなレース展開になりやすいために、スピード持続力が必須となり、
さらに前半~道中のペース次第では終いの部分での持久力が重要になる。

ただしここ2年に関しては、道中のスピードが極端には速くならない展開に
なっていて、(この形が今年も続くのかは分からないが)終いのスピードを
備えたタイプには特に注意を払っておきたいイメージ。


好走する条件
・スピード持続力があること


予想
土曜のレースを見る限りは、コース替わりということもあってある程度速い
タイムが出ていて、余計にスピード持続力を重視したいイメージ。

◎マイネルファルケ
スピード持続力は高く、本質的にこの舞台は合っていて、極端なハイペースに
でも巻き込まれない限り、ここでは信頼できる存在。
そう考えると、前走で(結果的にでも)少し控える形から最後に浮上するという
競馬が出来たことは良い方向に働きそう。

○フィフスペトル
前走、前々走と道中~上がりでかなりの持続力を発揮していて、この舞台への
適性も十分だし、地力だけで考えてもここでは当然中心的な存在。
2番手評価は外枠というところだけ。

▲アップドラフト
京成杯AH(2着)やファイナルS(4着)ではなかなかのスピード持続力を
発揮していて、一本調子のスピード勝負への適性は高い。
前走は案外の内容だったが、短期放牧明けということで状態面だと割り切り、
そこからの上積みを考慮すれば、ここは巻き返せてもいいはず。

注マルタカエンペラー
前走、前々走では道中から脚を使う形でも終いまでしっかり脚を伸ばしていて
この舞台への適性はなかなかありそう。
外枠は痛いが、3kg減の今回はもう少しやれても良さそう。

△トライアンフマーチ
1400mの阪急杯でも崩れた訳ではないのでスピード持続力もそれなりに持って
いるとは思うが、タイプ的にはもう少しメリハリのある展開から切れ&持久力を
活かす形の方が合っているイメージで、道中からアクセル踏みっぱなし…という
この舞台では、あまり積極的に推したい気持ちにはならない。
…とは言え、ここで大きく負けられてもこの先の(個人的な)プランに支障を
きたすので、何とも中途半端な評価には留めておく。

△ファリダット
スピード持続力という点ではかなりのものを持っている馬だと思うが、
マイルではガス欠しないために、どこかしらで溜めが欲しいところ。
実績的に安田記念3着は光るが、それも前半で先頭から2秒以上離れた
ポジションで溜めた結果で、それでも最後は脚が上がっている。
トップハンデのここで積極的に狙いたい気にはならない。

☆サニーサンデー
ハイペースから持久力で粘る形がベストなので展開的には合う可能性もあるが、
本当に最後までスピードが続くかどうか…。
荒れ馬場などで12秒(/F)を刻み続けるくらいの上がりの方がイメージは湧く。






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