過去のラップタイムは以下の通り。
2009 12.4-11.0-11.7-11.7-11.4-11.5-11.7
2008 12.8-11.1-11.5-11.8-11.3-11.3-11.6
2007 12.2-10.8-11.1-11.4-11.4-11.8-12.0
2006 12.3-10.5-11.0-11.2-11.7-11.9-12.6
過去4年の平均ラップタイム
12.43-10.85-11.33-11.53-11.45-11.63-11.98
1.21.18
傾向
現行の条件に変更されてからの過去4年のラップタイムを見ると、基本的には
ある程度締まった流れからのスピード持続力勝負という形ではあるのだが、
その中でも形としては、2006年のようなハイペース戦と2008年のようにゆったり
した前半から上がりの速い展開の2種類に分かれる。
そして両者の展開をこの舞台としての両極端くらいに捉えておいてまず間違い
なくて、基本的には2007年や2009年のようにその中間に収まるような流れが
想定できる。
したがってまずはフラットな流れに対応するためのスピード持続力を備えている
ことを大前提として、次に予想される流れによって位置取りと持久力or決め手を
重視するというイメージ。
またヴィクトリアマイルの前哨戦としてこのレースを考えると、最も緩くなった
2008年からマイルG1馬が2頭出ていることからも、上がり勝負となった場合は
直接つながる可能性があるので、そのケースで他とは違う決め手を発揮して好走
したような馬には特に注目しておきたいところ。
好走する条件
・スピード持続力があること
予想
ウエスタンビーナスを筆頭にある程度速い馬もいて、緩い流れというのは
あまり考えられない。
したがって締まった流れへの対応力をまずは重視したいところ。
◎ワンカラット
相当なスピード持続力の持ち主で、この舞台で牝馬相手なら当然上の存在。
極端なハイペースにでもならない限りは、ここでの信頼度は高い。
○ベストロケーション
芝1400mは初めてだが、スプリント戦でのパフォーマンスからは持続力は十分
持っていそうで、それに加えて前走で(適性的には間逆とも言える)マイルの
上がり勝負にも対応できたのは、自在性という点ではかなりの収穫。
単純に舞台はこちらの方が合うと思うので十分期待できそう。
▲ブロードストリート
この距離のスピードへの対応に関しては未知数だが、道中で引っ張られる
形からもしっかり決め手を発揮できる…という能力に関しては、このメンバー
相手ならやはり上位の扱いにすべき。
前走の結果を休み明けということで度外視すれば、1度叩いたここはもう少し
出来てもいいはず。
注アイアムカミノマゴ
スピード持続力はあるタイプだし、単純にこの距離での実力を考えたら
普通に上位争いできる存在。
ただしワンカラットあたりと比較すれば、どちらかと言えば上がりの脚を
活かしたいタイプなので、この舞台への適性と休み明けというところで
少し割り引いた形。
△プロヴィナージュ
スピードへの対応という点では不安も残るが、レースを通して持続する力は
持っているので、展開的に嵌れば浮上する可能性はありそう。
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