2010年4月10日土曜日

ニュージーランドT展望 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009 12.5-10.8-11.6-11.3-12.2-11.7-11.9-11.8
2008 12.5-11.0-11.0-11.4-11.8-12.0-12.4-12.9
2007 12.4-10.8-11.3-11.6-12.2-12.1-11.7-11.8
2006 12.5-10.9-11.2-11.4-11.8-11.7-11.7-12.3
2005 12.4-10.8-11.2-11.4-11.8-12.1-11.5-12.2
2004 12.3-11.3-11.3-11.4-11.6-11.4-11.8-12.4
2003 12.4-11.4-11.2-11.5-12.4-12.1-11.8-11.8
2002 12.3-11.0-10.6-10.8-11.2-11.5-12.2-12.5
2001 12.6-11.6-11.8-12.0-12.5-11.8-11.6-11.8
2000 12.6-11.2-11.6-11.6-11.7-11.7-11.6-12.4

過去10年の平均ラップタイム
12.45-11.08-11.28-11.44-11.92-11.81-11.82-12.19
1.33.99




傾向
ラップタイムを見ると、レース前半はかなり速く流れて、3コーナー近くに
なってやっと落ち着くような展開、そこから終いまでは一定のスピードを
維持する形。

とにかくここでは、速い前半からなかなか息を抜けない展開になることから
スピード持続力を持っていなければまずは話にならない。
そういった意味では、昨年のサンカルロのように将来的に1400mで活躍でき
そうなタイプの方が合っている。

脚質的には、この展開でも極端に後ろからではなかなか届かないので、好位か
少なくとも道中から押し上げていけるタイプといったイメージで、結局は
スピード性能に左右される部分が大きい。


好走する条件
・スピード持続力があること


予想

◎コスモセンサー
スピード持続力に優れ、ここの展開は合っている。
前走は逃げ切った訳だが、今回は内に速い馬がいるため少し控える形になると
思うが、ここの流れだとむしろその形の方が嵌りそう。
外枠は問題だが、1度叩いた上積みも考慮すれば期待してもよさそう。

○ダイワバーバリアン
スピードと持久力に関してはこのメンバーなら屈指の存在。
持続力という点で道中では少し溜めが欲しいところだが、速い前半さえ受け
流せれば、勝負所では地力の違いで浮上してきそう。位置取り次第。

▲ニシノメイゲツ
絶対的なスピードという点では少し問題があるが、持続力はかなりのものを
持っていて、ある程度引っ張られる展開であれば自然と浮上できる。
そういった意味ではツルマルジュピターの存在はかなり大きい。

注レト
前走は道中でかなり追い掛ける展開からでもしっかり最後まで粘っていて、
持続力の高さは示した形。
自然と似たような展開になるこの舞台なら切れ負けする心配もなく、適性面では
かなり合っているので、あとは単純に能力が通用するかどうかだけ。

△キングレオポルド
実力的にはこのメンバーの中では上位だと思うが、ここの道中のスピードだと
脚を削られる可能性がありそう。休み明けの状態も気になる。


×サンライズプリンス
持久力はかなり高いが、道中で息の入らない展開が合うとは思えない。
なぜこの舞台なのか…という印象。

×ツルマルジュピター
スピードは評価できても、一本調子な面があって、本質的にマイルは長い。
上手く道中のペースを落とせれば見せ場は作れるかもしれないが、あと1Fが
続かない予感…。






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