2010年5月26日水曜日

東海S@京都競馬場回顧 2010


レース総括
■前半ミドル~やや速い流れで、道中が緩む形の上がり勝負
■決め手(&一定の持久力)が問われた


東海S結果
シルクメビウス1.55.4 35.1 11-10-09-09
トランセンド1.55.4 36.0 01-01-01-01
アルトップラン1.56.0 35.8 15-15-09-05
マコトスパルビエロ1.56.1 36.4 03-03-03-03
ダイショウジェット1.56.2 36.1 08-08-06-07

天候:雨 芝:不良
上り4F:48.3 3F:36.0
7.0-10.8-11.5-12.8-12.5-12.5-12.3-11.9-12.0-12.1




レース詳細
(馬場差を考慮しつつ)今回のラップタイムを見ると、前半はミドルペース
~やや速いくらい、道中は一旦落ち着く展開で、勝負所で徐々に加速した後は
最後まである程度速いスピードを維持する形。

今回は前半部分がまずまずのスピードで流れているために、一定の持久力が
問われたことは確かだが、それ以上に道中が比較的楽なペースとなったために、
決め手という要素の占める割合がかなり大きかったように思う。

上位2頭のスピード性能は相当なもので、当然この先も期待できるレベルだが、
どちらにしても今回は馬場の影響が大きすぎて、そのスピードに対応し切れ
なかった生粋のダート馬というタイプもいるはずなので、今後に向けてその点は
慎重に見極めたいところ。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

シルクメビウス
この馬の最近のレースと比較すれば、道中でかなり溜められる展開だったが、
他馬とは一味違う決め手を発揮した形で、その点に関しては想像以上の内容。
とにかく現段階では、1800m以上のレースで持久力を活かせる形であれば
崩れるイメージは湧かず、あとの懸念はマイル戦レベルのハイペースへの
対応といったところだろう。

トランセンド
実質的なミドルペースくらいの流れから、前後半がイーブンに近いバランスで
走っていて、持久力など、自身の持ち味を活かせる展開だったことが大きい。
それでも(展開的な制限はあっても)地力は確かな馬なので、当然次戦以降でも
十分期待していいはず。


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