レース総括 |
■前半ミドル~やや速い流れで、道中が緩む形の上がり勝負 |
■決め手(&一定の持久力)が問われた |
東海S結果
1 | シルクメビウス | 1.55.4 | 35.1 | 11-10-09-09 |
2 | トランセンド | 1.55.4 | 36.0 | 01-01-01-01 |
3 | アルトップラン | 1.56.0 | 35.8 | 15-15-09-05 |
4 | マコトスパルビエロ | 1.56.1 | 36.4 | 03-03-03-03 |
5 | ダイショウジェット | 1.56.2 | 36.1 | 08-08-06-07 |
天候:雨 芝:不良
上り4F:48.3 3F:36.0
7.0-10.8-11.5-12.8-12.5-12.5-12.3-11.9-12.0-12.1
レース詳細
(馬場差を考慮しつつ)今回のラップタイムを見ると、前半はミドルペース
~やや速いくらい、道中は一旦落ち着く展開で、勝負所で徐々に加速した後は
最後まである程度速いスピードを維持する形。
今回は前半部分がまずまずのスピードで流れているために、一定の持久力が
問われたことは確かだが、それ以上に道中が比較的楽なペースとなったために、
決め手という要素の占める割合がかなり大きかったように思う。
上位2頭のスピード性能は相当なもので、当然この先も期待できるレベルだが、
どちらにしても今回は馬場の影響が大きすぎて、そのスピードに対応し切れ
なかった生粋のダート馬というタイプもいるはずなので、今後に向けてその点は
慎重に見極めたいところ。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
シルクメビウス
この馬の最近のレースと比較すれば、道中でかなり溜められる展開だったが、
他馬とは一味違う決め手を発揮した形で、その点に関しては想像以上の内容。
とにかく現段階では、1800m以上のレースで持久力を活かせる形であれば
崩れるイメージは湧かず、あとの懸念はマイル戦レベルのハイペースへの
対応といったところだろう。
トランセンド
実質的なミドルペースくらいの流れから、前後半がイーブンに近いバランスで
走っていて、持久力など、自身の持ち味を活かせる展開だったことが大きい。
それでも(展開的な制限はあっても)地力は確かな馬なので、当然次戦以降でも
十分期待していいはず。
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