2010年5月5日水曜日

青葉賞回顧 2010


レース総括
■前半~道中がまずまずの水準からのロングスパート戦
■持久力&持続力が問われた


青葉賞結果
ペルーサ2.24.3 33.8 09-08-10-07
トゥザグローリー2.25.0 34.3 11-10-12-10
ハートビートソング2.25.1 34.1 14-14-16-15
アロマカフェ2.25.1 34.5 04-04-07-10
リリエンタール2.25.5 35.5 07-08-05-03

天候:晴 芝:良
上り4F:46.3 3F:34.5
前半1000m:60.0
12.5-10.8-11.8-12.7-12.2-12.6-13.2-12.2-11.8-11.5-11.3-11.7




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、道中は
少し緩急の激しさはあるものの、このレースとしてはまずまずといった水準、
その後3コーナーあたりから加速していき、上がりはロングスパートの形。

今回はこのレースとしては前半~道中の水準もある程度高く、一定の持久力が
問われて、さらに終いの部分では長い脚を必要とする展開となったために、
かなりの持続力が必要になった。

この展開なので、単純に決め手を持った馬というよりも地力の高い馬が上位を
占めた印象で、当然のようにこの先には十分つながっていくだろうし、特に
圧勝の勝ち馬に関しては本番でも好走は間違いなさそうな雰囲気。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ペルーサ
前半はある程度受け流した格好ではあるが、ロングスパートの流れにしっかり
付き合う形から突き抜けた内容はかなり価値が高そう。
勝負所での切れという点では1つ懸念は残るが、これはダービーでも普通に
勝ち負けを期待してもいいレベルに感じる。

トゥザグローリー
ペルーサを終始マークするような形で、前半~道中の内容としてはほとんど
同じだが、こちらは最後に脚が止まった。
前走などに比べても道中などはしっかり更新してきていて、パフォーマンス
としては十分ではあるが、そこから伸び切るという点で勝ち馬からは大きく
離された印象で、ダービーというよりも、成長を待ってからその先に期待
したい感覚。

ハートビートソング
最後は良く伸びてきているし、例年の水準と比べても十分評価できるくらいの
パフォーマンスだったが、それでも勝負所まである程度しっかり溜める形で
上がりタイムも負けているのだから、現時点での勝ち馬との差は大きそう。
それでもこの先注目しておきたい1頭であることは間違いなく、タイプ的には
もう少し好位からの競馬を見てみたいところ。


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