レース総括 |
■前半やや速く、一旦落ち着いてから、後半は淀みのない展開になった |
■持続力(&一定の持久力)が問われた |
マーメイドS結果
1 | ブライティアパルス | 1.59.5 | 35.3 | 02-02-02-02 |
2 | セラフィックロンプ | 1.59.5 | 35.4 | 01-01-01-01 |
3 | テイエムオーロラ | 1.59.8 | 35.4 | 04-04-03-03 |
4 | ニシノブルームーン | 1.59.9 | 35.1 | 10-10-10-08 |
5 | ヒカルアマランサス | 2.00.0 | 35.5 | 04-05-05-04 |
天候:曇 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.4
前半1000m:59.9
12.4-10.6-12.3-12.6-12.0-12.1-12.1-11.8-11.5-12.1
レース詳細
ラップタイムを見ると、スタート直後はやや速い流れになり、2コーナー付近で
一旦落ち着いた後は、淀みのないラップを刻みつつ、勝負所で徐々に加速して
終いまである程度のスピードを保つ形。
今回の場合、前半である程度引っ張られる形になったことから、一定の持久力は
問われたと言えて、それに加えてレース後半は、締まった形からある程度速い
上がりを求められたことで、かなりの持続力が必要になった。
脚質的には、前の馬が道中で一旦は息を入れられて、勝負所もギリギリまで我慢
できたのに対して、差し馬は前半もしっかりとは溜められない中で、道中から
追い掛ける形になったことで、終いまで脚を残せなかったという印象で、相対的
には前が残りやすかったと言えそう。
ただし先行から押し切る形の上位馬にしても、斤量的な恵まれはあったにしろ
一定の持続力は示しているので、単なる前残りではなく、1800~2000mあたりの
一貫したラップを刻むレースに対しては、少なくともつながっていきそう。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ブライティアパルス
履歴を見ても、元々好位からの溜め→切れを活かしたいタイプなだけに、1歩
引いたポジションからの競馬を選択できるようになったことは本当に大きくて、
鞍上も言うように、しっかり抑えた前走からの良い流れに乗っての見事な勝利
だったと思う。
この馬の場合、あまり前傾になると持久力で、逆に後傾すぎると決め手で、
それぞれ不安な要素もあるので、ある程度レースを選ぶ必要はありそうだが、
素直にこの先の活躍に期待したいところ。
セラフィックロンプ
元々決め手があるタイプではなく、ある程度引っ張られて持久力を活かせる
形でこそという馬なので、今回積極策を選択したのは素晴らしいの一言で、
ジョッキーがしっかり手の内に入れているという印象を受けた。
当然この先に期待したいところだが、切れ負けなどの問題がどうしてもついて
まわるタイプなだけに、適鞍を見極めて狙いたい感覚。
ニシノブルームーン
昨年はある程度好位から、前半~道中を一定に近いスピードで進められたが、
今年は位置取りが後方からになり、道中で少し追い掛ける形になったために、
この馬自身の末脚はあと1つ伸び悩むという結果に終わった。
それでも後方から唯一掲示板に載っているあたりは地力の高さを示しているし、
適鞍での更なる前進に期待したい。
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