レース総括 |
■厳しい道中から、上がりがやや掛かる展開 |
■かなりの持久力が問われた |
ユニコーンS結果
1 | バーディバーディ | 1.36.6 | 37.2 | 04-03 |
2 | バトードール | 1.37.0 | 37.8 | 02-02 |
3 | サンライズクォリア | 1.37.4 | 37.5 | 09-08 |
4 | スターボード | 1.37.6 | 37.7 | 08-08 |
5 | ドロ | 1.37.6 | 38.1 | 04-03 |
6 | ブレイクチャンス | 1.37.6 | 37.1 | 12-13 |
天候:晴 芝:良
上り4F:49.6 3F:37.4
前半4F:47.0
12.3-11.0-11.6-12.1-12.2-12.3-12.0-13.1
レース詳細
ラップタイムを見ると、前半はこのレースとしては少しゆったり目の流れだが、
道中はほとんど緩まずに淀みのない展開となり、直線での加速もそれ程大きくは
ならないまま、ラストがかなり落ちる形。
今回の特徴は、空馬の影響もあってか、道中がほとんど息を入れられない流れに
なったことで、スタート直後はそこまで厳しくはなくても、結果的にかなりの
持久力が問われるレースだった。
脚質的には、速い道中の追走によって、相当に脚を使ってしまった差し馬が
直線不発という構図で、結果的には前の馬が残りやすかったとは言えるのだが、
それでも地力の部分で上位馬の信頼度は高いと言って良さそうで、当然のように
この先には十分つながっていきそう。
…余談ではあるが、今回のラップはカネヒキリの勝った2005年のラップにかなり
近い形をしていて、挙動としても似たような勝ち方をしたバーディバーディが
この先どのレベルまで到達できるのか…なかなか興味深いものがある。
参考:2005年ユニコーンSラップタイム
12.5-10.8-11.4-12.1-12.3-12.2-12.1-13.1 1.36.5
1着カネヒキリ(37.3 03-02)
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
バーディバーディ
今までは前半は脚を使う形でも、道中は比較的溜められる展開から、上がりで
切れを発揮するという内容が多く、道中が締まった流れへの対応という部分に
関しては1つの懸念材料だったのだが、その点は見事に覆した形。
現時点でカネヒキリ級とまではさすがに思わないが、当然この先も十分に期待
できる馬であることは間違いない。
バトードール
道中の厳しい流れに関しては懸念していたのだが、その点にはしっかり対応して
一定の地力は示した形。
それでもラストはさすがに掛かったという印象は受けて、勝ち馬に対しては
やはり力負けという雰囲気ではある。
サンライズクォリア
展開的には今回の形は合っていたと思うし、道中でかなり脚を使う形からでも
最後まで良く伸びていた。
それでもバーディバーディとの比較では、前走と同じくの0.8秒差という結果で
上がりタイムでも負けていて、さすがに地力の差は否めない…という印象。
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