2010年7月6日火曜日

函館スプリントS回顧 2010


レース総括
■前傾のハイペース戦
■持久力が問われた


函館スプリントS結果
ワンカラット1.08.2 34.5 05-03
ビービーガルダン1.08.5 34.8 05-03
アポロフェニックス1.08.6 34.9 05-06
キョウエイアシュラ1.08.6 34.7 08-06
アーバニティ1.08.8 34.8 08-10
ランチボックス1.08.8 34.9 08-06

天候:曇 芝:良
前後半3F:33.1-35.1
12.0-10.2-10.9-11.6-11.4-12.1




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半速く、3~4コーナーで一旦流れが落ち着いて、
勝負所では少し加速する展開だが、形としてははっきりとした前傾レース。

今回は、激しい先行争いの中でも、結局スピードで優るケイアイアストンが
譲らず、馬場を考慮してもかなり速い流れだったと言えそう。

一旦落ち着いた場面にしても、単に前が息を入れたというだけで、その部分で
1、2着馬は一気に押し上げていることから、前半でかなり引っ張られる形から
強い馬が地力を発揮して浮上したという見方で良さそう。

この内容であれば、当然この先には十分つながっていくだろうし、その中でも
上位2頭の今後には特に注目しておきたい。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ワンカラット
前走は道悪で追走スピードがそれ程問われず、自身の内容としても、結局は
終いのスピードを活かす形だったため、本当にスプリント戦に対応したとは
言い切れない部分があったのだが、今回の内容でそれを見事に払拭した形。
もちろん1400mなどで発揮していたスピード持続力は相当なものだし、元々
高い地力を示していた馬ではあるが、今回でハイペース戦に対しての1つの
裏付けが取れたことは、今後に向けてかなりの収穫だったと言えそう。
中山1200mなど、これ以上のスピードが問われる舞台ではまだ分からないが、
(個人的に)しっかりイメージを更新しておきたい感覚。

ビービーガルダン
勝ち馬とは実質3kg差でタイムが0.3秒差…ということなら、パフォーマンス
的にはやはりこちらが上で、地力を見せつけたという捉え方でいいだろう。
この先は例年通りキーンランドCからG1ということだと思うが、順調な過程を
踏みさえすれば、今度こそタイトルを獲る可能性は高いのではないだろうか。
贔屓目抜きでもその考えは変わらないが、気持ち的にも素直に応援したい。


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