過去のラップタイムは以下の通り…。
2009 12.5-11.1-12.1-12.0-12.0-12.4-12.4-11.6-13.4
2009年レパードS-関越S平均-1000万下平均ラップ
傾向
新設されてまだ2回目の開催なので、はっきりとした傾向は分からないが、
とりあえずコースの特徴を知るために(比較的サンプル数の多い)1000万
クラスのラップを見ておくと、前半がかなり速く、道中はコーナー部分で
スピードが落ちるものの平均的な流れになり、勝負所で一気に加速して、
ラスト1Fが少し落ちる形。
つまりこの舞台では、速い前半に引っ張られることで、後半部分では持久力が
問われて、さらに4角~直線において加速する展開になるために、ダート戦
としてはかなりの切れが必要になる。
また参考までに上級クラスの関越S(OP)のラップを見ておくと、1000万と
比べて、全体的に水準は上がっているものの、上がりが速くなる割合よりも
道中が速くなる割合の方が大きくなり、それにともなって勝負所での加速も
小さくなっていて、すなわちクラスが上がると、前傾の展開に近づいていく
ということは言えそう。
これを踏まえて昨年の内容を見てみると、前半~道中が相当に締まった流れに
なって、勝負所ではしっかり加速しているものの、最後はかなり落ちる展開に
なっていて、昨年がかなりハイレベルなレースだったことを考えれば、上記した
傾向に矛盾しない。
したがって今年の場合も、間違いなくレベル的には古馬1000万クラスは超えて
くるだろうから、ある程度前傾の展開を想定して、切れるタイプというよりも、
まずは前半のスピードに対応できて、終いを粘れる持久力を備えているタイプを
中心に考えたいところ。
好走する条件
・高い持久力があること
予想
昨年に比べるとレベルがグッと落ちるという印象ではあるが、古馬1000万を
突破している馬も一応何頭かいるので、やはりある程度の地力が問われる形を
想定しておきたい。
◎ミラクルレジェンド
JDDでは道中は緩いものの前半で一応引っ張られる形を最後は良く伸びて
いるし、あおぎりSでは道中から脚を使う形を終いまで伸び切っていて、
(持久力・持続力など)今のところ適性的に穴がないという印象で、ここは
実績通り中心と考えて良さそう。
○ミッキーバラード
前走はさすがに道中が緩過ぎて大きな評価はできないが、あおぎりSでは前半が
速い流れを、ある程度引っ張られるポジションから進めて、最後までしっかり
粘って、一定の地力は示しているし、脚質的にもここではレースをしやすそう。
▲プレファシオ
伏竜Sでは、勝ち馬からは1秒近く離された結果ではあったが、上がりの掛かる
展開で粘りを見せているし、昇竜Sでも道中から脚を使う形を最後までしっかり
伸びていて、地力勝負になれば自然と浮上してきそうな雰囲気がある。
注ビッグバン
ここ2戦は道中~上がりでかなりの持続力を発揮して上位に食い込んでくる
という内容で、パフォーマンス的には高いものを示している。
問題は、速い前半に引っ張られてしっかり脚を残せるかということで、それが
大丈夫、もしくは受け流せるくらい控えるなら…という扱い。
△ソリタリーキング
切れという意味では屈指の存在で、展開がそちらに傾くのなら上位に入ってくる
だろうが、道中から脚を使う展開となると、あおぎりSでミラクルレジェンドに
完敗という内容を示しているだけに、積極的には推しづらくなる…。
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