2010年9月26日日曜日

オールカマー展望 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009 12.5-11.5-12.4-12.3-12.3-12.2-12.1-12.0-11.3-11.2-11.6
2008 12.3-11.8-13.0-12.4-12.3-12.4-11.6-11.4-11.2-11.8-11.8
2007 12.6-11.5-12.4-12.3-12.2-12.6-11.8-11.8-11.3-11.4-12.6
2006 12.2-11.9-12.6-12.4-12.4-11.7-11.5-11.6-11.8-11.4-12.6
2005 13.4-12.3-13.8-12.4-13.0-12.6-12.4-12.2-11.2-11.4-12.0
2004 12.5-11.6-12.2-12.5-12.5-12.4-12.4-12.0-11.5-11.8-12.0
2003 12.8-12.4-12.9-12.8-12.4-12.4-12.0-11.6-11.3-11.6-12.2
2002 12.3-10.5-11.8-12.2-12.5-12.3-12.2-12.3-11.7-11.7-12.2(注:新潟開催)
2001 13.1-12.2-12.8-12.2-12.7-12.2-11.9-11.6-11.5-11.6-12.1
2000 12.6-11.8-13.0-12.8-12.8-12.5-12.5-11.9-11.7-11.9-12.3

過去10年の平均ラップタイム(2002年は除く)
12.67-11.89-12.79-12.46-12.51-12.33-12.02-11.79-11.42-11.57-12.13
2.13.58




傾向
ラップタイムを見ると、前半はかなりゆったりした流れになり、向こう正面の
下り坂から徐々にペースアップしていく展開で、基本的に上がりは速くなる。

ここの特徴は、まずは前半の遅さだと言えて、そこでスローの認識を持つために
レース後半では各馬の仕掛けも早くなって、ロングスパート合戦という形になり
やすく、末の持続力を持っていることが何よりも重要になる。

そして長い脚を使わなければならない上がりの部分で伸び切るためには、今度は
逆に道中で如何に無駄な脚を使わないかが重要となり、結局は一定の持久力が
問われることになる。

脚質的には、ロングスパート戦とは言っても、前半の遅さと馬場の良さによって
持続力に優れた好位の馬が押し切るケースが目立ち、後方から捲くってくる馬
というよりも、基本的には先行馬を中心に見ておきたい。


好走する条件
・一定の持久力があること
・末脚の持続力が必要


予想

◎シルポート
距離的には未知数で、ミッキーミラクルがどの程度主張してくるかが問題だが、
前半部分を上手く誤魔化しつつ、2コーナーを回ってしまえばこっちのもので、
持ち前の持続力に物を言わせて押し切る可能性は十分ありそう。
あとは休み明けの状態次第。

○ドリームジャーニー
持久力&持続力に関しては言うまでもなく高いものを持っているが、上がりの
部分で11秒台がズラリと並び、好位の馬もある程度残るような展開を捲くり切る
というのは少し苦手で、ここでは何かしらを残しそうな雰囲気が漂う。
ただし春と比べて状態が良くなっているというのなら、59kgだろうとこれより
下の評価にはしづらい。

▲トウショウシロッコ
道中~上がりに掛けての持続力はかなりのものを持っていて、ゆったりと流れる
前半も加えて考えれば、この馬にはピッタリの舞台。
あとは展開的に前を捕らえきれるかどうか…という部分だけ。

注ジャミール
基本的に持久力と末の持続力で勝負するタイプなので、2000mの一貫した流れ
よりも、明らかにここの流れの方が合う。
脚質的には分が悪いものの、ここ2走に比べればかなりゆったりするここで
先行策…という可能性もあっても良さそう。

△サンライズベガ
七夕賞などでは末の持続力を発揮しているが、タイプ的にはどちらかと言うと
メリハリのある展開の方が合っていそうで、ここのロングスパート戦を最後まで
伸び切れるかは微妙。
ただし枠順や位置取りのアドバンテージがあるので、なだれ込む可能性はある。


×ミッキーミラクル
基本的に勝負所の切れで突き放して、そこからの持久力で粘りたいタイプで、
ロングスパート持続力勝負は少し疑問。
ハナを切り自分の形に持ち込めればそれが出来る可能性もあるが、シルポートが
いる今回はなかなか難しく感じる。

×シンゲン
昨年ここで3着しているが、その時は完全に上がり3Fの勝負で、直接的に
ここへの適性を示したとは言い切れない。
実力的には2番手でも、長期休み明けのここはさすがに分が悪くなりそう。





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