レース総括 |
■前半~道中が厳しい流れで、上がりの掛かる展開 |
■持久力&持続力が問われた |
京都大賞典結果
1 | メイショウベルーガ | 2.25.0 | 34.9 | 06-06-06-05 |
2 | オウケンブルースリ | 2.25.1 | 34.7 | 09-09-08-08 |
3 | プロヴィナージュ | 2.25.6 | 35.8 | 03-03-03-03 |
4 | ベストメンバー | 2.26.0 | 36.1 | 04-04-04-04 |
5 | ゴールデンメイン | 2.26.0 | 37.8 | 02-02-02-01 |
6 | フォゲッタブル | 2.26.1 | 35.9 | 08-07-06-05 |
天候:晴 芝:良
上り4F:49.4 3F:36.8
前半1000m:57.7
12.6-10.5-11.0-11.6-12.0-12.0-12.7-13.2-12.6-11.9-12.9-12.0
レース詳細
ラップタイムを見ると、前半が極端に速く、道中も3コーナー付近までなかなか
スピードの落ちない展開で、上がりの時計がかなり掛かる形。
日経新春杯と同様にドリームフライトが引っ張り、メイショウベルーガが制する
というレースだったが、今回の場合は、前半から後続をかなり離す形での逃げに
なったため、少なくとも3番手以降から進めた馬に関しては、前半部分で極端に
引っ張られた訳ではない。
それでも隊列が長くなった分、当然のように後続は追い掛けなければならず、
そうなれば自然と道中の水準は上がるため、(終いの部分の持続力はもちろん)
結局は高い持久力を持っていなければ厳しかった。
今回の内容であれば、素直に上位陣の地力は認めるべきで、G1までつながる
ということを前提にこの結果を受け止めておきたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
メイショウベルーガ
日経新春杯と比較すると、前半はやや受け流した格好ではあるが、その分
道中からかなり脚を使っていて、それでも終いまでしっかり伸び切っている
ことを考えれば、明らかに格上のパフォーマンス。(除オウケンブルースリ)
このままエリザベス女王杯に進めば、普通に栄冠を期待できる。
オウケンブルースリ
久々で緩い出来だったことを考えればさすがの内容。
適性的に微妙な天皇賞はともかく、JCでは当然期待して良い。
…と思ったところで脚に異常というのは…本当に残念。
プロヴィナージュ
元々見せていた持続力に加えて、今回は持久力に関しても十分評価出来る内容。
もちろん前半で多少楽をしていることを考えたら、誤魔化しが効いた可能性も
あるかもしれないが、それでもこの舞台でベストメンバーやフォゲッタブルを
完封したことの価値は高い。
鞍上が言うように、この距離での一叩きで心肺機能が強化される…というタテの
つながりを考えたら、脚質的にも展開に左右されないタイプなだけに、本番での
好走は必至に思える。
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