レース総括 |
■前半~道中が締まった流れから、上がりはやや掛かる展開 |
■持続力が問われた |
毎日王冠結果
1 | アリゼオ | 1.46.4 | 34.5 | 06-06-06 |
2 | エイシンアポロン | 1.46.4 | 34.8 | 03-04-03 |
3 | ネヴァブション | 1.46.6 | 34.4 | 09-08-08 |
4 | スマイルジャック | 1.46.8 | 35.3 | 03-03-03 |
5 | ペルーサ | 1.46.9 | 34.3 | 10-10-10 |
天候:晴 芝:稍重
上り4F:47.5 3F:35.5
前半1000m:58.9
12.9-11.2-11.4-11.5-11.9-12.0-11.1-12.1-12.3
レース詳細
ラップタイムを見ると、馬場考えたら前半やや速く、道中もなかなかスピードの
落ちない展開で、コーナー部分で一旦落ち着いた後、勝負所で一瞬加速して、
最後はラップの落ちる形。
今回の特徴は、やはりシルポートが作り出した前半~道中の締まった流れだと
言えて、それを追い掛けた後続に関しても、道中ではかなり脚を使う形になった
ために、相当な持続力が問われた。
↑のように、レース全体としての性質は道中の速さということに尽きるのだが、
今回の場合、馬群が外に膨らむ形で直線に入り、その後(最終的に)内に進路を
取った馬と、そのまま外を通った馬とでは、伸びが全く違う結果になっている。
それで(今更だが)思い出されるのは、内から乾いていくという東京芝コースの
特性で、本当にそれが起きていたとすれば、内外でのトラックバイアスという
性質を考慮してこの結果を扱う必要はありそうで、外から伸び切れなかった馬の
巻き返しには特に注意しておきたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
アリゼオ
終いの部分はともかく、この馬自身、今までにない持続力を発揮してきたことは
確かで、単体で考えれば十分評価できる内容。
ただし上記したトラックバイアスという部分もあるので、他の馬との勝負付け
という意味では慎重に扱いたい感覚。
エイシンアポロン
この馬も自身はかなりの持続力を発揮した内容。
春は結局結果が伴わなかったが、タイプ的にはやはりマイルが合っていそうで、
特に持ち前の一瞬の切れを活かせるような舞台では積極的に狙いたいイメージ。
ペルーサ
直線で外を通ったことを考えればこの結果は仕方がない。
出遅れたことはともかく、ゆったりした前半と、道中~上がりで長い脚を使った
内容を見る限りは、やはりマイル型のスピードレースよりも、もう少し持久力を
活かせるような距離でこそ…という印象は受けた。
当然距離延長で狙いたい。
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