レース総括 |
■ゆったりした流れから、上がりの速い展開 |
■スピード持続力が問われた |
スプリンターズS結果
1 | ウルトラファンタジー | 1.07.4 | 34.1 | 02-01 |
2 | キンシャサノキセキ | 1.07.6 | 33.9 | 09-06 |
3 | サンカルロ | 1.07.7 | 33.6 | 15-12 |
2→4 | ダッシャーゴーゴー | 1.07.4 | 33.5 | 10-06 |
5 | ワンカラット | 1.07.7 | 34.1 | 05-06 |
6 | ジェイケイセラヴィ | 1.07.7 | 34.3 | 03-02 |
天候:晴 芝:良
上り4F:45.0 3F:34.1
前半3F:33.3
11.7-10.7-10.9-11.2-11.1-11.8
レース詳細
ラップタイムを見ると、前半がこのレースとしてはゆったりした流れになり、
その分直線まで速いスピードを維持する展開で、ラスト1Fだけ少し落ちる形。
とにかく今回の場合、前半があまり速くならなかったことで、スプリントG1
らしい、ハイペースからの持久力勝負という意味合いは薄くなり、スピード
持続力という適性が物を言うレースだった。
したがって今回の結果は、適性面から1400~1600mには十分つながっていく
可能性はあるが、上位陣にしても(少なくともこのレースのみを理由に)
間違いなくスプリントG1級の地力を備えているとは言い切れなくて、この先
慎重に扱いたい感覚にはなる。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ウルトラファンタジー
実際のスピードはともかく、展開的には香港馬向きの上がり重視の展開で、
格は当然認めるべきだが、本来のハイペース戦でどこまで出来たのか…という
ことが分からず終いだった点は残念だった。
キンシャサノキセキ
スピード持続型のレースになれば浮上は当然。
休み明け&外回ったことを考えれば、価値としては勝ちに等しいくらいの内容で
普通に次戦以降に期待したい。
ダッシャーゴーゴー
持ち前のスピード持続力を十分に発揮した形。
結局スプリントG1本来のハイペースへの対応という部分は分からなかったが、
適性的に近いタイプが上位を占める中でも、ハナ差まで迫っているのだから
実力は当然認められて、今後への期待は高まった。
それでも現状では1400mのイメージを覆したという訳ではないが…。
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