2010年11月20日土曜日

福島記念展望 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009 11.8-11.1-11.1-11.6-11.9-12.3-12.4-12.4-11.6-12.4
2008 12.1-11.3-11.5-12.1-12.1-12.3-12.3-12.0-11.6-12.8
2007 12.3-11.5-11.9-11.9-12.0-12.4-12.1-12.1-11.7-12.7
2006 12.3-11.2-12.1-12.2-12.6-12.8-12.6-12.4-12.4-13.3
2005 12.0-11.3-12.2-12.7-12.8-12.5-11.9-11.8-11.5-12.5
2004 12.2-11.4-12.4-12.1-12.2-12.5-11.9-11.4-11.4-12.8
2003 11.8-10.5-11.1-12.0-12.6-12.0-11.9-12.2-12.0-12.5
2002 12.4-11.9-12.0-12.3-12.4-12.3-11.9-11.7-11.5-12.8
2001 12.1-11.1-11.7-11.7-12.0-12.2-12.0-11.9-12.1-12.2
2000 12.2-11.4-12.1-12.1-12.7-12.6-12.5-12.8-12.8-12.9

過去10年の平均ラップタイム
12.12-11.27-11.81-12.07-12.33-12.39-12.15-12.07-11.86-12.69
2.00.76




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半がある程度速くなり、2コーナー~向こう正面に
かけて一旦流れが落ち着き、その後ラスト4F~2Fで徐々にペースアップして、
最後はラップがかなり落ちる形。

この舞台の特徴を決めているものとしてラスト4F(7F目)が挙げられて、ちょうど
3コーナーにあたるこの部分は、スパイラルカーブと、短い直線を意識して各馬が
かなり押し上げていくことから、毎年相対的に速いラップを刻みやすい。
それによってレース自体はロングスパート気味の展開になることが多く、極端には
緩まない道中も考慮すれば、相当な持続力が必要になる。

さらに前半の速さ&早い仕掛けによって、ラスト1Fのラップがかなり落ちるので、
直線で隊列がガラっと変わることも珍しくなく、最終的な部分では、高い持久力を
備えたスタミナタイプが浮上してくる可能性にも注意しておきたい。


好走の条件
・レースを通した持続力が必要
・一定の持久力は欲しい


予想

◎トウショウシロッコ
道中~上がりに掛けての持続力は最早言うまでもなく高いものを持っていて、
昨年も2着しているように、ここの舞台&展開は合っている。
それでいて近走の内容からは順調さが窺えるし、七夕賞の時のような変な先行策
とかでなければ、浮上は確実に思える。

○ダンスインザモア
久々だった前走でも(着順はともかく)持ち前の持続力はしっかり発揮できて
いるし、福島は初めてでも、タイプ的にトウショウシロッコに近いイメージの馬
だけに、展開的には嵌まりそうな雰囲気。

▲メイショウクオリア
地力で圧倒できる程の馬ではないが、切れがなく持続力で勝負したいタイプで
この舞台はおそらく合っていそう。
とりあえず函館記念の内容ならここでも好走出来ていいはず。

注ナムラクレセント
このメンバーに入れば当然のように地力上位の扱いになるし、一貫したペースで
引っ張られる展開も、前走や昨年の西宮Sでこなしている。
ただし基本不器用な馬だけに、小回りの福島でそれと同じような挙動を示せるか
どうかが問題で、特に積極策を取った場合、無駄な脚を使い過ぎる懸念はある。
今回は半信半疑。

△ディアアレトゥーサ
紫苑S、秋華賞で一定の持久力&持続力は示していて、上がりには限界がある
ようなところも、この舞台には合っているかも知れない。
それでもこのメンバーを圧倒できる程の裏付けがある訳ではないので、(斤量面
ではもちろん有利だが)人気程の信頼はできない。

△サクラオリオン
元々持久力&持続力は示している馬で、この舞台は合っていると思うが、今年は
とにかく精彩を欠く内容ばかりなので、さすがに信頼までは出来ない。
芝では久々の56kgという斤量で見直せるかどうか。

△アルコセニョーラ
このコースでは当然注意すべき存在だが、好走するためには前半ゆったり出来る
ことが条件なので、今回は少し難しいかも知れない。展開の助けがあれば。


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