ジャパンC過去7年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。
2009(ウオッカ:2.22.4)
12.7-10.5-12.0-12.0-11.8-12.2-12.1-12.0-12.0-11.4-11.4-12.3
天候:曇 芝:良
上り4F:47.1 3F:35.1
前半1000m:59.0
勝ち馬コーナー通過:04-03-04-05
勝ち馬上り3F:34.8
2008(スクリーンヒーロー:2.25.5)
12.6-11.6-12.4-12.6-12.6-12.8-12.6-12.0-11.9-11.2-11.3-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:46.3 3F:34.4
前半1000m:61.8
勝ち馬コーナー通過:05-05-05-05
勝ち馬上り3F:34.0
2007(アドマイヤムーン:2.24.7)
12.9-10.7-12.0-12.3-12.2-12.7-12.8-12.6-12.2-11.3-11.1-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:46.5 3F:34.3
前半1000m:60.1
勝ち馬コーナー通過:05-05-06-04
勝ち馬上り3F:33.9
2006(ディープインパクト:2.25.1)
13.1-11.5-12.4-12.1-12.0-12.7-12.7-12.4-11.9-11.5-11.3-11.5
天候:小雨 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.3
前半1000m:61.1
勝ち馬コーナー通過:11-11-11-07
勝ち馬上り3F:33.5
2005(アルカセット:2.22.1)
12.5-10.7-11.5-11.8-11.8-11.9-12.0-11.8-11.8-11.9-12.0-12.4
天候:晴 芝:良
上り4F:48.1 3F:36.3
前半1000m:58.3
勝ち馬コーナー通過:13-12-09-09
勝ち馬上り3F:34.8
2004(ゼンノロブロイ:2.24.2)
12.8-11.2-11.9-11.7-11.8-12.0-12.3-12.8-12.7-11.7-11.4-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:47.7 3F:35.0
前半1000m:59.4
勝ち馬コーナー通過:07-07-07-06
勝ち馬上り3F:34.3
2003(タップダンスシチー:2.28.7)
12.9-11.7-13.1-12.4-11.8-12.2-12.2-12.8-12.2-12.0-12.4-13.0
天候:曇 芝:重
上り4F:49.6 3F:37.4
前半1000m:61.9
勝ち馬コーナー通過:01-01-01-01
勝ち馬上り3F:37.4
コース改修後7年の平均ラップタイム
12.79-11.13-12.19-12.13-12.00-12.36-12.39-12.34-12.10-11.57-11.56-12.13
2.24.67
■参考:改修前10年間の平均ラップタイム(1992~2001)
12.93-11.36-12.23-11.99-12.08-12.05-12.13-12.00-12.07-12.33-11.54-12.10
2.24.81
傾向(過去記事の一部修正)
過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいで、道中は向こう正面
~3コーナー付近がやや落ち着く展開、その後3~4コーナー中間あたりから
徐々にペースアップしつつ、勝負所で一気に加速して上がりが速くなる形。
まずは(参考までに示した)改修前の平均ラップと比較すると、レース自体の
レベルはともかく、以前よりも道中の水準が低くなっているということは言え
そうで、その分上がりの性能が重視されるレースに変わってきている。
したがって持久力がそこまで厳しく問われず、'08年のスクリーンヒーローの
ように、好位で折り合い、決め手のみで何とかしてしまうケースも起こり得る
…ということは考慮しておかなければならない。
ただ改修後も2005年のように道中が極端に速くなったケースもあるし、ここまで
スローが織り込み済みとなれば、勝負所で他馬に先駆けて動ける馬(≒それだけ
十分な余力が残っている馬)の方が当然有利なので、やはり一定以上の持久力は
必要だと言える。
またここでは(改修後東京コースで共通した特徴の)勝負所での仕掛けの早さが
あるので、仮に上がり勝負になっても、一瞬の切れだけでなく、長い直線を最後
まで伸び切る能力が問われるため、結局は、地力の高い馬が(浮上すると言う
よりも)押し切ってしまう可能性が高くなる。
脚質的には、道中で楽が出来るとは言っても上がりでは長い脚を使う必要が
あるために逃げ馬には少し厳しく、それを少し離れたポジションから見る形の
好位差しあたりが最も勝ち馬のイメージに近そう。
好走の条件
・勝負所での切れ&末脚の持続力があること
・一定以上の持久力はやはり必要
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